みなさまごきげんよう。
レトロを求めて茨城県は土浦市にあります「新治ショッピングセンター さん・あぴお」様に行ってきました。
その昔ネットでこちらの存在を知り、忘れられたあの頃を味わいたいなと思っていましたが22年にさん・あぴおが破産したらしいです。
なので今回行ってみたらだいぶ死に体で、営業してるんだかしてないんだかわからない感じになってました。
見て回って頭の中に思い浮かんだ言葉はリビングデッド。
廃墟好き+レトロ好きとしてはそこそこ楽しめましたので別にいいんですけどね。
ってことで外観から。
さん・あぴおは破産してるのでそちらの看板は薄くなってます。
エコス、ウェルシアは営業してるので微妙にわかりやすくなってました。
フィットネスはやってないみたいです。
サイ入り口。
なんのこっちゃと思いましたが他の入り口を探してみて動物の名前になってることが判明しました。
剥がれ落ちて逆さまになってる営業時間が風流です。
ところどころゴミが散らばってたり、一台も自転車の停まっていない自転車置き場が廃墟感あります。
恐らく正面玄関らしきゾウ入り口。
メイン玄関らしきゾウ入り口ですが封鎖されてて見えるところにゴミが置かれてたり。
と言うことで食の街入り口からin!
中はこんな感じで食の街とは?と思いましたがその昔は多分なんか栄えてたんでしょう。
ちなみにこちらにはよくわからん年寄り向け施設がありました。
どうせ暇してるし、こういうとこ押し込んでおけば家にいられなくて家族の負担も減ってよさそうですね。
果たして長生きは美徳なのかと考えさせられる現代です。
柵で仕切られてる向こうがゾウ入り口らへんです。
右側はウエルシァ。
館内は空白地帯が目立ちます。
エレベーター周りも仕切られてますが一応なんかそれなりに行き来はできる模様。
真ん中ホール。
きっとここで数多くのイベントが開催されてたんでしょうね知らんけど。
つわものどもが夢の跡。
営業しつつも廃墟感を味わえるのは結構不思議な感覚です。
建物真ん中部分はフリースペース。
そこそこ栄えてる店舗なら年寄りの一匹二匹座って陣取ってそうなもんですけど何もいませんでした。
館内案内図。
100円カラオケ令和は令和を生き残れなかったんですね。
ってことで懐かしさ溢れるエスカレーターで二階へ。
上がってみると二階部分はダイソーのみでした。
ダイソー以外は空き地です。
上のガラスが懐かしさありますね。
ファッションサロンピュアーももぬけの空でした。
お待ちかね吹き抜け+イベントホール。
石川県にアルプラザってショッピングモールがあるんですけど、それを思い出しました。
その昔は流行ってたんでしょう。
この写真がなかなかいいなと自画自賛です。
誰もいないショッピングモールっていいですね。
後から行こうと思ってた屋上駐車場は封鎖済みでした。
天窓がいいですね。
この店舗が出来たら頃は日本に夢とか希望とかあったんでしょう。
でも今のこの死んだ感じも好きですよ。
日本の今の死んだ感じは嫌いですけど。
取り残された大型テレビと貼られたままのポスターが廃墟感を醸してます。
こういうのって片付けないんですね。
ダイソー横を通って一階に戻りますか。
下に降りてキリン入り口。
出てみると油の匂いがしました。
フレッシュパワー
元気に(元気に?)営業しているエコス(右)と死んでる左。
レトロゲームコーナーがその昔はあったらしいですけど潰れて、残ったのはたまに見かける確立機たち。
その奥は寿司と鮮魚店の跡地。
こっち側にダンボールがないのはなんでなんでしょうね。
閉店のお知らせ。
調べたら本店はまだ営業してるみたいです。
封鎖された奥のイベントホール。
この先の日本はこうなっていくんだろうなってのが体感できました。
これが場末のクソみたいな地域ならわかるんですけど、一応こんなのでも関東圏でここまで死んでるのを見るとこの国もヤバいよなって思います。
ありがとう自民党、ありがとう統一教会。
それじゃ元気に(元気に?)営業してるエコスを横目に帰りますか。