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六本木スキンクリニック院長 鈴木稚子のブログです。
温泉にはぬるぬるするお湯があるのか不思議に思っている方も多いと思います。
ぬるぬるするお湯はその温泉のお湯がぬるぬるしていると思っている方がほとんどだと思います。
しかし、実はそうではないのです。
少し前までは、アルカリ性温泉水が皮膚にヌルヌル感を与えると思われてました。
アルカリ性はタンパク質を溶かす働きがあるのです。
だから、人の皮膚はタンパク質でできているため、アルカリ性の温泉のお湯につかると、皮膚の表面の角質部分が溶け、ぬるぬるしているように感じると思われていたのです。
しかし、アルカリ性が強くてもヌルヌル感を与えない温泉水もあるのです。
そこで、506か所ものぬるぬるトロトロ温泉を検討されて実験をした結果・・・・
皮膚に存在する皮脂とアルカリ反応に より Na(K)石鹸が生成し,ヌルヌル感を与えるということが分かったのです。
ただ、アルカリ性でもぬるぬるしないのはどういうことかというと、
皮膚のヌルヌル感は Na(K)系のアルカリ成分が多く,Ca(Mg)が少ない程,ヌルヌル感が増えます。
温泉水中に含まれる Ca や Mg に より Ca(Mg)石鹸のような金属石鹸が生じ皮膚のヌルヌル感をなくしてしまうのです。
また、ぬるぬるのもとの生成された Na(K)石鹸は、 H+ により解離されヌルヌル感がなくなってしまうのです。
なので、アルカリ性でもぬるぬるしない温泉もあるのですね。
だから、逆にあまりいろいろ入っていない単純泉のアルカリ温泉がぬるぬるとろとろしてることが多いのです。
私もこの検証を知って納得しました。
酸性で、ピーリング効果で肌がつるっとするのはいいと思うのですが、アルカリ性の場合は肌の成分がそれほどとれるのは,化学熱傷のようなものなので、肌によくないのではと思っていたからです。
でも、ぬるぬるとろとろ温泉にはいっても肌がそのあと、乾燥もしないし
ぬるトロについてのお話をしてましたが、まだ、ネットでも、塗るトロの原因は肌が溶けてるから自分の皮膚でぬるぬるすると書いてることが多いですが、ネットも正しいことばかり言ってるわけではないですね。
風の森の温泉は入ったとたんぬるとろ~~~。
やっぱりぬるトロって気持ちいい。
ためしに、宿の方にどうして塗るトロするのか聞いてみました。(ちょっと意地悪でしたかね)
純粋な純重曹泉だからですと言ってました。
確かに重曹は油分を分解する作用があるので、肌の余分な皮脂汚れをさっぱりと洗い流すことができます。だから、肌がつるっとした感じになるかもしれないけれど、塗るトロとは違いますからね。
ちなみに、純温泉というのと純重曹泉は違います。
温泉はぬるトロで気持ちよかったけれど、やはり総合点は私的には、10点中7点で変わらずかな。
あまりに何もないので、(露天風呂のみ)点が伸びなかったかな。もう少し、椅子とか、タオルもいっぱい置いてほしかったかな。
夜の星空は素晴らしかったけれど。
こんな感じで本当に森の中で光がないから、本当に星が零れ落ちてきそうでした。
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