前に戻る
三人は鯨岬の入江の洞窟に隠してたボートで、沖に停泊しているメリケンの捕鯨船を目指した。
母「何(な)して、メリケンの船に逃げのー」
父「ほだがら、太郎が島抜けで家さ居(い)っと役人に捕まっペ」
母「何もあんだが生きていんだも、太郎が殺してねぇごと証明すっば
無罪放免なるべぇ」
父「オレもなして生きていんの証明すんのにメリケンの鯨とり船に助けられた
ごと証明すねぇくってなんねぇ」
ジョン「オカミさん日本はメリケンとは付き合ってねぇからメリケンと接触しただけでお縄になるんでぇ」
父「万次郎さんだって、土佐の沖から漂流して鬼ヶ島に流れ着いて
島の鬼に助けられたんだ そしてメリケンのスクールさぁ入って今じゃ副カピタンだ、スクールって藩校みてなところだ」
太郎「お母(が)っつあん鬼ってホントは鬼でねぇ」
母「ほでぇ何や?」
太郎「メリケンと和人との合いの子だ」
ジョン「鼻が高くって白人が陽に焼けっと赤ら顔になるから」
太郎「もともと咎人の島なんで」
ジョン「神罰で鬼の面なったと牛の角のハチマキ付けさせ怖がらせているだけさぁ」
太郎「冬のねぇ島で、バナナという実は甘くてうメィんだ」
父「鬼ヶ島ってメリケンではなんていうんだっけ万次郎さん」
ジョン「ハッピーアイランド 日本語に訳するとしあわせ島さぁ」
父「助けられた鯨とり船のカピタン、船の長が、島の長老に住むように掛けあってくれるつうんだ」
母「何や?鬼ヶ島に住むのが!」
父「太郎みでな嘘吹きは日本に合わねぇ」
太郎「鬼たちはみんな優しい、長老もいいお爺(じ)んつぁんだ」
父「太郎が鬼ヶ島がら盗んできた才槌、浮き靴、千里車、針は返さないと
太郎は、鬼ヶ島の牢に入れられるんだ」
こうして、お母(が)っつあんはみんなに説得された。続く
トップ
三人は鯨岬の入江の洞窟に隠してたボートで、沖に停泊しているメリケンの捕鯨船を目指した。
母「何(な)して、メリケンの船に逃げのー」
父「ほだがら、太郎が島抜けで家さ居(い)っと役人に捕まっペ」
母「何もあんだが生きていんだも、太郎が殺してねぇごと証明すっば
無罪放免なるべぇ」
父「オレもなして生きていんの証明すんのにメリケンの鯨とり船に助けられた
ごと証明すねぇくってなんねぇ」
ジョン「オカミさん日本はメリケンとは付き合ってねぇからメリケンと接触しただけでお縄になるんでぇ」
父「万次郎さんだって、土佐の沖から漂流して鬼ヶ島に流れ着いて
島の鬼に助けられたんだ そしてメリケンのスクールさぁ入って今じゃ副カピタンだ、スクールって藩校みてなところだ」
太郎「お母(が)っつあん鬼ってホントは鬼でねぇ」
母「ほでぇ何や?」
太郎「メリケンと和人との合いの子だ」
ジョン「鼻が高くって白人が陽に焼けっと赤ら顔になるから」
太郎「もともと咎人の島なんで」
ジョン「神罰で鬼の面なったと牛の角のハチマキ付けさせ怖がらせているだけさぁ」
太郎「冬のねぇ島で、バナナという実は甘くてうメィんだ」
父「鬼ヶ島ってメリケンではなんていうんだっけ万次郎さん」
ジョン「ハッピーアイランド 日本語に訳するとしあわせ島さぁ」
父「助けられた鯨とり船のカピタン、船の長が、島の長老に住むように掛けあってくれるつうんだ」
母「何や?鬼ヶ島に住むのが!」
父「太郎みでな嘘吹きは日本に合わねぇ」
太郎「鬼たちはみんな優しい、長老もいいお爺(じ)んつぁんだ」
父「太郎が鬼ヶ島がら盗んできた才槌、浮き靴、千里車、針は返さないと
太郎は、鬼ヶ島の牢に入れられるんだ」
こうして、お母(が)っつあんはみんなに説得された。続く
トップ



