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おとぎ草紙ぶろぐ-HG4
続く
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おとぎ草紙ぶろぐ-HG4続く
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---よく聞いていたっけ
「灰ならし 灰は海辺の 潮にけり・・・・
灰ならし 灰は海辺の 潮にけり・・・・」って なんべんも同じ歌をくりかえしていてな。

<青年僧の回想>
肌寒き夜わたしは炉端を見つめていた
すると灰をならした跡が海の波に見え
自然に「灰ならし 灰は海辺の潮にけり」という上の句が浮かんできた
何とかこの句の下の句を完成させようと懸命になっていたら炉端の火が消えたのを気がつかないで
考え続けたいた。
そして朝方、ものすごい悪寒(おかん)におそわれて、わたしの身体はもう彼岸(ひがん)へと旅立っていた

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おとぎ草紙ぶろぐ-HG3
続く
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おとぎ草紙ぶろぐ-HG3続く
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「そんだ隣町の歌詠み名人さ、相談してみっぺ」
と考え、歌詠み名人さ、相談に行ったど---
「そうか、では、オラ、が行ってみっぺ」とお寺さ、来てくれてな
そして寺の仏像の影さ、隠れたれば、夜中に出て、
男とも女とも見分けのつかねぇ、それはそれは青白くって気味の悪い化け物だっけど
そして炉端さ、ぺたんと座って、炉の灰、一生懸命ならしながら
ブツブツ歌っこ、のようなを言って・・・。

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おとぎ草紙ぶろぐ-HG2
続く
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おとぎ草紙ぶろぐ-HG2続く
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男とも女とも得体の知らねぇ、幽霊とも、みわけのつかねぇ
化け物で

そして出てくっと、和歌のようなをブツクサと
詠んで、いつまでもブツブツ声を立てていんだど~。

「気味悪いごだ!
こんでぇとっても寺さぁ居られねぇ」

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