雨漏りの原因を探して、フロントバンパーも補修 直す前の「調べる時間」も大事|再生記録 #25 | ロックベーシスト 西本圭介

ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

本日はベースレッスンが2本。

さすがにレッスン前に、

サンダーで削って、

パテ粉まみれになって、

そのまま生徒さんを迎えるわけにもいきません(笑)

ということで、

今日は朝から、

粉が出ない作業。

以前から気になっていた、

フロントドア内部への雨水侵入について調べることにしました。


雨の日、ドアの内側へ水が入ってくる

雨が降ったあと、

ドアの内張りを外した状態で見ると、

内部へ雨水が入ってきています。

もちろん、

ドア内部へある程度水が入る構造そのものは珍しくありません。

問題は、

どこから入っているのか。

そして、

きちんと下から排水されているのか。

まずはそこを確認していきます。
 

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まず怪しいのは窓のウェザーストリップ

最初に目についたのは、

窓の外側にあるウェザーストリップ。

ゴム部分は、

かなり硬化しているように見えます。

 

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ここを新品へ交換できれば気持ちはいい。

ただ、

調べてみると、

どうやらゴムだけを単体で交換するタイプではなく、

アルミ製フレームと一体になった部品。


そして価格を見ると、

片側だけで約2万円。

左右やったら、

なかなかの金額になります。

これは、

「じゃあ注文しよう」

とは簡単にいきません(笑)


それより怪しいのが三角窓

もう少し詳しく見ていくと、

外側ウェザーストリップ以上に気になったのが、

ベントウイング。

いわゆる、

三角窓です。

 

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ここのシールを見ると、

しっかり密着していないところがあります。

隙間も見える。

雨が当たれば、

ここから水が入り込んでいる可能性はありそうです。

今のところ、

僕の中では、

ここがかなり怪しい。
 


内側のウェザーストリップは完全に切れている

そして、

窓ガラス内側のウェザーストリップ。

こちらは、

もう完全に切れています。
 

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これでは、

窓ガラスについた水分や結露も、

そのままスーッとドア内部へ落ちていきそうです。

全部新品へ交換したら、

さぞ気持ちいいでしょう。

でも、

全部いっぺんに交換していたら、

今度は僕の財布から水が漏れます(笑)

ということで、

ここは段階を追って対策することにします。


まずは今あるゴムを少しでも良い状態へ

今回は、

一旦、

信越シリコーンを塗布。

表面を清掃して、

シリコーンをなじませながら磨いてみました。

 

 

狙いとしては、

硬化したゴムの表面状態を少し整えて、

密着性が多少でも良くならないかというもの。

新品になるわけではありませんが、

交換するまでの暫定処置です。
 

そして今後、

ゴムの弾性回復をうたう、

ラバゲインのような製品

 

も試してみようかなと思っています。

古いゴムがどこまで戻るのか。

これも、

ちょっと実験してみたいところです。


ドア内部は思ったより錆びていなかった

内張りを外して、

ドア内部もしっかり確認しました。

55年近い車ですから、

正直、

もっと酷いことになっていると思っていました。

ところが、

想像していたほど大きな錆はありません。

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雨水は入っているものの、

下部の水抜き穴から、

ある程度きちんと排水されているのでしょう。

少なくとも、

現状を見る限りでは、

水がずっと溜まりっぱなしになっているような感じではありませんでした。

それでも、

今後の予防として、

ドア内部には、

ノックスドール750

 

 

を塗布しておきました。

見えないところこそ、

今のうちに。


そのうちドア内張りも全部作り直す

現在は、

ドアの内張りを外した状態。

今後は、

まずドア内部へ、

防水のためのビニールを取り付ける予定です。

 

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↑以前も聖子の手作り
 

その上から、

合板を使って、

新しいドア内張りを作りたい。
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↑以前の内張り フニャフニャに変形してます。
 

純正の古い内張りをそのまま戻すのではなく、

ここはDIYで作り直します。
 

キーレス化もしたので、

ドア内部の配線も含めて、

一度ちゃんと整理したいところです。

ここは、

冬の内装作業の楽しみに取っておきます。


午前中は「作業」より「企画」の時間

ということで、

午前中は、

大きく車が変わったわけではありません。

でも、

どこから水が入っているのか。

何を交換するべきか。

どの部品が高いのか。

どこなら今ある部品で対応できるのか。

そんなことを調べていました。

旧車って、

実際に手を動かしている時間と同じくらい、

調べている時間が大切

なんですよね。


レッスン終了。ようやく粉まみれになれる(笑)

そして、

本日のベースレッスン2本が終了。

 

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生徒さんがまる子にちゅーるを上げているの図

 

これでもう、

粉まみれになっても大丈夫(笑)

そこで、

以前から気になっていた、

フロントバンパーを直すことにしました。


聖子がぶつけたと思われる傷

フロントバンパーには、

以前から、

少し大きめの凹みがあります。

 

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おそらく、

聖子(きよこ)が生前、

車輪止めか何かへ接触させた跡だと思います。
 

このままでも走ることに支障はありません。

ただ、

塗装が割れて、

錆も出始めています。

このまま放っておくと、

錆が広がっていく。

ならば、

今のうちに直してしまいます。


バンパー、とにかく硬い

まずは、

凹んだ部分を叩き出します。

ところが、

さすがバンパー。

とんでもなく硬い。

薄い外板を直すのとは、

まったく感触が違います。

小さなハンマーでは、

ほとんど動かない。

そこで、

大型ハンマー登場。

 

もう、

気分は刀鍛冶師です(笑)

カン!

カン!

という可愛い音ではなく、

ドガン!ドガン!

という感じ。

近所の人には、

何を作っているんだと思われたかもしれません。


なんとか元の形に近づいた

ひたすら叩いて、

少しずつ凹みを戻していきます。

完全に新品の形へ戻すわけではありません。

ある程度、

元のラインへ近づけばOK。

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思ったより、

ちゃんと戻りました。


今度はサンダーで塗装を剥ぐ

形が戻ったところで、

今度はサンダー。

傷周辺の塗装を剥がして、

錆や傷んだ部分を確認します。
 

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そして、

足付けして、

脱脂。

最後に、

パテを盛りました。
 

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今日は、

ここまで。

硬化したら、

次回研磨して、

面を整えていきます。
 


バンパーも最後は水性塗料で

現在のバンパーは白。

ここも、

最終的には、

ボディと同じ考え方で、

水性の手塗り塗料

を使って仕上げる予定です。

新品のようなピカピカを目指しているわけではありません。

この車には、

少しくらい手作り感が残っているくらいで、

僕はちょうどいいと思っています。


パーツを探すだけでも結構大変

今日は、

ものすごく大きく前進した日ではありませんでした。

でも、

旧車を直していると、

こういう日も重要です。

特に、

交換部品を探す作業。

これが、

意外と大変。

Type2といっても、

年式によって部品が違う。

同じように見えるものでも、

前期と後期で違ったりする。

注文して、

届いて、

「これ付かんじゃん」

では悲しい。

なので、

ショップのページを見ながら、

対応年式を確認して、

写真を見比べて、

必要な部品を考える。

これも、

立派な再生作業だと思っています。


直す前に「どう直すか」を考える

今日の午前中は、

雨漏り対策を考える時間。

午後は、

バンパーを叩いて、

削って、

パテ盛り。

派手ではありません。

でも、

こうやって、

一個ずつ原因を調べて、

必要なものを探して、

実際に手を動かしていく。

旧車再生は、

作業することと、考えることの繰り返し。

明日は、

またパテ粉まみれになる予定です(笑)


今日やったこと

・フロントドアへの雨水侵入経路を確認
・外側ウェザーストリップの状態確認
・ベントウイング(三角窓)シールの隙間確認
・内側ウェザーストリップ破損を確認
・ゴム部分へシリコーン施工
・ドア内部の錆状態を確認
・水抜き穴周辺を確認
・ドア内部へノックスドール750施工
・今後のドア内張り製作方法を検討
・フロントバンパーの凹みを叩き出し
・傷周辺の塗装を研磨
・フロントバンパーへパテ盛り

今後の宿題

・三角窓シールの交換検討
・外側ウェザーストリップ交換時期を検討
・内側ウェザーストリップ交換
・ラバー弾性回復剤の検討
・ドア内側へ防水ビニール施工
・合板で新しいドア内張り製作
・フロントバンパーのパテ研磨
・必要なら追加パテ
・最終的にバンパーを水性塗料で仕上げる