今 話題の奨学金について考えてみる | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

お久しぶりでーす。
もう年度末と年度初めの業務が交差して全く休めていなかった。

先々週に長男が僕が務めている音楽専門学校の姉妹校の東京校に進学のための引っ越し業務をしました。

なんと広島~東京まで家財道具積んで自家用車で運んだんですよ。

引越し代金や移動費を考えると、この方法がかなりリーズナブルではあったのですがね。

さて、新年度ということで、大学や専門学校などに進学されるお子様をお持ちの読者の方も多いと思います。

そこで今巷で話題になっている奨学金について書きたいと思います。

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日本学生支援機構の奨学金ですが、説明はみなさまに調べて頂くとして、簡単にいうと学生ローンです。

有利子のローンで卒業後に返済していくというシステム。

僕自身は巷で言われているように悪質であると全く思わないし、良い仕組みであると思います。

ただネーミングがどうかと....は思います。

奨学金=返済義務の無い援助金のように思われるから、名前は変えたほうが良いかとは思います。

それはおいておいて、僕自身もライブハウスの開業で多くの借金をして、その返済をしていますし、ハーレーダビッドソンを買って長期間の借金をした経験もあります。

僕自身は借金なんて男の甲斐性くらいにしか思っていません。

要するにちゃんと返済できれば、よいわけでして、大切な【今】という時間やチャンスを逃さないためには借金してでも遂行します。

それで、今回の奨学金について、息子にもアドバイスしているし、学生さんにもアドバイスをするので、僕の個人的な見解を書いてみようと思います。

まず奨学金をいくら借りるかということなんですが、僕自身は今必要な金額を求めるよりも、将来設計をして算出すべきと思います。

例えば、卒業後の初任給がざっくりと手取りで15万円とします。

家賃が6万円として、残り9万円

そこから、光熱費とか通信費を3万円引くと過程します。

すると6万円が残りです。

食費がいくらかは個々の生活のやり方によるでしょうが、3万円とします。

すると残りが3万円だけになる。

当然、お小遣いといったお金もいるでしょうから、全額は返済は出来ないでしょう。

となると、月々返済がかなり多く見てギリギリ2万円くらいが目安かと思います。

これが15年とか20年続くわけです。
もちろん借りたお金がいくらかによりますが、今は借りる金額は考えないとします。

要するに月に2万円を返済し続けるということは、卒後15年近く2万円という浮いたお金はなくなるわけです。

結局のところ、奨学金をいくら借りるのが良いかとか、そういうことよりも、返済という観点から、自分の生活感とか基準にあった借り入れをしないと行けないということです。

あまりに多くを借りたことで、学生時代に身分不相応に大金を持つことで、生活水準を上げてしまい、結果的に社会人になったときに学生のときよりも、低い生活水準になる。

これは避けたいとこです。
僕の個人的な意見としては、学生時代は質素を極めていいのではないかと思います。

僕が留学した時代とくらべてもスマホを始めとした通信費にかなりコストをかけていると思います。

今の時代にさすがに携帯電話を持っておかないわけには行かないですし、削れる生活費というのもなかなか難しい部分はあると思います。

じゃっどうすればいいかというと、奨学金を借りていいから、めちゃくちゃ勉強して!!
ではないでしょうか。

結果的に良い就職があり、10年後に管理職になっていたり、ミュージシャンとして大成していれば、奨学金の返済もたいして苦ではないでしょう。

借金は自分に対しての投資なので、それを返済できるような事業計画を立てて、少しでも収入を増やせることを考えることが僕は建設的だと思います。

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僕自身もライブハウスを経営していて、今後も事業を拡張していきたい、そのためにはさらなる借金もあるだろう。

そういう意味で奨学金の問題って別に学生に限ったことではなくて、大人になって起業の一つでもすれば、関わってくる事なんだ。

借金して、それをバネにして、返済できるように働けばよいだろっ!

その為に知恵を絞ればいいだろ。

僕はそんな風に思います。