ボクの親友のレイルジアー(KoRn)のニューバンド KXM | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

今回は親友のバンド紹介

Kxm/Rat Pak Records
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このニューバンドを知っているかな。

YOUNG GUITAR 2014年4月号の表紙になったバンドだよ。

Geroge Lynch, Doug Pinnick & Ray Luzier ジョージ・リンチ、ダグ・ピニック、レイ・ルジアー(KXM) で結成したスーパーバンドだ。

ドラムのRay Luzierとはツアーでリズム・セクションを組ませてもらったり、彼のDVDにビリー・シーンと共に参加した。

Ray Luzier [DVD] [Import]/Hal Leonard
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このDVDには僕とビリー・シーンだぜ。
今考えても嘘のような話しだ!!

そんなRay Luzierのニューバンド。

http://www.ratpakrecordsamerica.com/kxm

早速CDを聴いたのだけどね~。

本当に凄い!!
これはね社交辞令でも友達だからでもなくて、トッププロの音ってこういうものだということを問いかける一枚だ。

メンバーは有名人で結成した所謂スーパーバンドだけど、恐らく今の業界事情からいって、それほどの予算を掛けて長期間で作られたCDではないと思う。

レイとこの録音のことを聞く機会があったけど、本当にスタジオでジャムセッションしながら作っていったらしい。
そういう意味で特に日本の録音事情とくらべて圧倒的に予算が違うとか、環境が違うということは無いと思う。

しかしながら、この音は何!!!って感じ。

これはね、正直YouTubeでの宣伝動画とかで軽率に判断出来るようなものではない。

CDを買って大きな音で聞いたらわかる。

もうね、ドラムのサウンドが半端無い。
僕はリズムセクションでやったから体感しているけど、CDで聞いたらわかる。
彼が何故に世界のトッププレイヤーから指名され続けるのか。
それがここにある。

そして唯一無二のダグビニックのボーカルとベース。
僕が彼のバンドのキングスXを聴くようになったキッカケはイングヴェイ・マルムスティーンが好きなバンドとして彼達のファーストアルバムをあげたから。
僕は即効に買いに行った。
それから大ファン。
決してテクニカルではないし、僕のベーススタイルと対極だと思う。
でも彼のプレイが好き。もちろんボーカルも大好き。

もしもこのバンドにビリー・シーンが入ったらアカンかったと思う。
実際にKXM+ビリー・シーンで何度かSTAGEに立っている。

レイとジョージ・リンチのアグレッシブな演奏を中立の立場でグっと締めているのがダグピニック。

ここにテクニカルベースが入ったら、バランスが崩壊するだろうね。

そしてジョージ・リンチは別格。

正直なところヤングギターのDVDでの解説映像を先にみたので、大丈夫かな~という一抹の不安はあった。

しかしCD聴いてやっはジョージ凄いわ~と正直に感動した。

僕の好きなプレイヤーはインプロビゼーションする人。

CDもライブも一緒のプレイヤーはあまり好きではない。

スティーブ・ヴァイとか、CDもライブも一緒というプレイヤーでも好きな人もいるけど、やっぱライブで炸裂する人が大好き。

ジョージはホンマにCDで炸裂している。

恐らく何テイクかして良いところをピックアップしてはいるのだろうけど、ギターソロもホンマにジミヘンの進化版みたいでよかった。

エフェクターの使い方も凄いし、テクニック的にも、トリックや技術なんてどうでもいい感じで技術を感じさせないところが凄い。

いかにも凄い練習しました。となることが多いのに、彼は練習しました感が全く無い。

これは本当に凄いこと。

僕の身分でジョージに対しての凄いとか、批評をする資格はないかもしれないけど、若い子達が単略的にヤングギターが好きそうな譜面に書きやすくしコピーしすいメカニカルフレーズが少ないことで過小評価されないかが不安なので、ここに書きたくっている。


僕はこのアルバムを聴いて本当に思った。

ギターが凄いのはもちろんだけど、ドラマーがいかにそのバンドのグループのイニシアティブを握っているか。

誤解を恐れずにいうならば、このアルバムはレイ・ルジアーによる功績がもっとも大きいだろう。

もしもレイじゃなかったら、こういうサウンドにはなっていない。

ボーカルがダグだからキングスXっぽいというイメージは少なからずあるけど、レイのドラムでやっぱKXMだよな~って感じる。

これはマイク・ポートノイが抜けたドリーム・シアターと同じかな。
僕はマイク・マンジーニも好きだけど、ドリーム・シアターはマイク・ポートノイのドラムサウンドとプレイがイニシアティブをとっていたと思う。
そういうのと同じ感覚。


ということで、本当に良い音のアルバム。
そしてドラマ~の威力の凄さが身にしみたアルバム。

これは絶対に必聴。とくにドラマー!!

そして若いギターリストは自分の技術もさることながら、周りのドラマーを育成しないと未来はない。

昨今はYouTubeみてもギタリストやベーシストで起用な人は一杯いる。
でもねドラマーは本当に少ない。
いやっ誤解を恐れずにいうと、上手なちびっ子ドラマーは一杯出始めたけど、やっぱテクニックとか技術ではなくて、レイさんのようなトーンが出せるというのは、これは間近に見ないと分からない。

僕は常にレイさんにオクトパスに来てほしいとラブコールを送り続けている。

もしもオクトパスで彼のドラムを聞けるチャンスがあったら、皆腰を抜かすはず。

本当に世界のトップドラマーは凄い。

本当に良いアルバムを聴くことが出来た。

絶対オススメ!!