脱サラして経営をしたい方へ | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

こんにちは。
当ブログを多くの方に見て頂いているようで感謝します。

今日は脱サラして自営業したいと思っているような方の参考になるかもしれないので、新米の経営者のつぶやきを書いてみよう。

ライブハウス オクトパスがオープンして約4ヶ月

経営者の知人からは4ヶ月ごときであーだこーだというのは早い。
そう言われます。

確かにたった4ヶ月で偉そうに書くことは何もありません。

だけど逆にたった4ヶ月経過した時の心境や状況というのは同じように脱サラして自営業をしたい人にはむしろ知りたい、聞きたい部分かもしれません。

だからちょっと書いてみようと思います。

まずライブハウスという業態は特殊なので、一旦置いておいて自営業になったことを染み染みと感じるのは、月末の請求書の数々です。

サラリーマン時代には経費を使うことばかり考えていました。
経費削減と言われると「セコい会社じゃの~」くらいの気持ちでいつもいました。

しかし、今は電気代の請求書を見るのが一番こわいです。
家賃も駐車場代も変動はないし、水道代もまあっ同じような感じですが、電気代は本当に暖房や冷房使っている頻度とか、冷蔵庫、製氷機などの稼働で随分と変わってきます。

うちの業態でもこんなに高額だったら、会社でビル1個やったら相当なもんやで!! と今になって思います。
会社が頼むから残業せず定時で帰って欲しい気持ちも分かります。

利益を追求することも大切ですが、いかに経費を抑えておくかということはもっと大切なような気がします。

なぜなら、物凄く経費を掛けていいなら、そもそも店舗自体をターゲット層がもっとも集中する地区の人気の建物に作ったでしょう。
そんなことをしたら、確かに売上は上がる可能性はあるけど、経費は莫大なことになるので、自分がやりたいきめ細やかな運営は現状のノウハウと体力と知力では難しいでしょう。

普段の業務もスタッフを1名入れれば、もっと楽になり、僕自身がもっとマネジメントに関われるけど、その経費はミュージシャンやお客様に負担となるため、今はライブ時の音響さんとバー・カウンタースタッフをお願いする以外は全部一人でやっています。


それこそ、掃除から買い出し、経理、ホームページ製作、ブログ、ブッキング、精算、舞台監督..........あ~書ききれないし思いつけないくらい全部です。


自営業の先輩方からは当たり前だよって言われるでしょうが、サラリーマンで染み付いた他力本願の感覚はまだ抜けていないです。


それくらいサラリーマンは楽です。
楽というと言い方が乱暴だけど、楽です。

サラリーマン当時に嫌なこともパワハラ臭いこともあったけど、所詮それを耐えればお給料はもらえます。

自営業をすれば、嫌な上司もパワハラもないし、誰かからこうせ~!とか言われないけど、全部自分の責任なので辛いです。

頑張れば収入になるし、頑張らないと収入にならない。

こんな時期にブログを書く意味がビジネスと何の関係があるのかと言われるかもしれません。

正直、これを書く時間は別のことをしたほうがよいかもしれません。

ただ、自分の考え方やその時の気持ちはすべて記憶しておきたい。
ただそれだけです。
明日死ぬかもしれないし、それは誰にもわかりません。
だから、今の気持ちはとどめておきます。


うちはたこ焼き屋さんの3丁目のたこボールという移動販売車も4年ほどすでに経営しています。
僕ではなくて奥さんが店長(OWNER)でやっています。
https://www.facebook.com/3tacoball

そういう面では通常のサラリーマンだけで生計をたてている家庭に比べると、サラリーマンから僕が独立したときの感覚は少し楽だったかもしれません。

小さな移動販売車で自営業をスタートした時の感覚はいまでも忘れられません。

ミュージシャンをやっていたので、ある意味で自営業のような感覚は昔からありましたが、物を売って対価を頂くという仕事を自営でやることは本当に初めは凄いハードルに感じたものです。


この手の話は永遠に出来ますが、読み手の限界もあるので、今日はこの辺にしたいと思っていますが、今サラリーマンで悶々とした毎日を送っている人。

脱サラして自営業をしたいと思っている人にアドバイスです。


やるなら早くやりましょう。


サラリーマンの体質を自営業の体質にするには大変時間がかかるし、精神的な負担も大きいです。

だから思い立ったらやったほうがいいです。
この苦痛からはどうせ逃げられません。
だったら心身ともに元気なときがいいでしょう。


またサラリーマンで良かったと思うことは沢山あります。

しかし自営業はサラリーマンではえられない感動と達成感と自分が自分の歴史を作っている感覚を味わえます。


今でも、ふと自分がライブハウスを経営していることが夢のように感じることがあります。
他人からはOWNER、社長、経営者と言われますが、別にそんなに偉い人間でもないですし、今はサラリーマン時代よりも財布の中身は少ないです。

要するに別に起業することも社長になることもそんなに難しいくはないということです。


いやいや、これから続けていくのはまだまだ前途多難です。

でも毎日が楽しい。
怖いけど、ワクワクする。

不安で不安で仕方ない次の瞬間に最高の喜びもある。

もしも、起業したい人はしてみたらいいと思う。

サラリーマンをやっていて愚痴ばっかの人も起業してみればいいと思う。

好きなことを仕事にするというのはどういうことなのか。

これからも毎日が冒険です。

この辺で。