ただいま【広島 ベース レッスン】【広島 ベース 教室】では検索一位になっている、当ベース教室。
質問メールの多くが、うちをプロ志向の教室と思われているようで、「初心者ですが、大丈夫ですか～」的なのが多いですね(^_^;)
うちのページにも大きく記載していますが、よくある広報用の売り文句と思われている節もあるので、あえて強調しておきますが、当教室は完全初心者対応の教室でございます。
僕は10年以上、日本でもっとも大きい音楽専門学校でディレクターをしていましたし、アメリカのMIを卒業し、またロサンゼルスのLAMAといったトップの音楽学校とも交流があり何度も視察もしてきましたので、国内外問わず多くの初心者を見てきた経験があります。
その経験で多くの初心者が間違った認識をしていたものです。
「****先生は世界的トッププロなので、初心者の私にはレベルが高すぎる。」
という意見でした。
これは本当に大きな間違いであり、初心者であればあるほど、経験値豊かなトップ講師に習わなければならないのです。
確かに若い駆け出しの先生のほうが、一見優しく見えたり、クラブ活動の先輩から習うような感覚で内容も簡単そうだというイメージがあると思いますが、それは違う場合もあります。
音楽教育をする上で最も難易度が高いのは、完全な初心者を教えることです。
逆にある程度経験がある人に教えることは、少し先を歩いている先輩でも出来るもの。
もちろん、かなり高度な音楽理論や、演奏技術の教授に関しては、経験豊かな人でないと出来ないですが、それは一般的な音楽教室とは少し違うレベルの話であります。
そういうわけで、まだベースを買っていないような初心者の人こそ、逆に僕の教室に習いに来て欲しいと思っています。
また僕の教え子がたくさん現役でプロとして活躍していますが、実は今活躍している彼らも僕が教え初めた時は完璧な初心者でした。
これは嘘偽りなく本当の話です。
逆に音楽学校に多少経験があって入学して、天狗になってしまったような学生君は残念ながら殆どプロになれていません。
本当にこれは不思議なほどの真実なのです。
要するに、多少弾けているからと天狗になって、講師からのアドバイスを聞き流したり、指摘されたことを矯正しなかったり、自己流でやりすぎた子に限ってプロにはなれないものです。
だから初心者というのは、本当に強い武器だと思ってください。
下手に自己流で悪いクセを付けてしまった人を矯正するのは本当に大変なことです。
今思い出しても、素直でなかった子や約束を守れない子、宿題をしなかったことを言い訳する子、こちらが教えている時に自分勝手に別のことを弾いたりしていた子というのは、本当に誰もプロになれていません。
教えていた当時も、そういう子をみると「残念だけど、今は多少人より上手かもしれんけど、そういう態度や性格ではプロにはなれないよ」と強く指導もしてきたものですが、それに気がつけなかった子はあれから10年経った結果でもやはり、プロになれていないので、そのときの指導は間違っていなかったと思うのです。
初心者は癖がついていない分、素直に練習すれば、下手な癖がついたプレイヤーの何倍も早く吸収する力を持っています。
そして初心者ですから、当然謙虚な気持ちもあるでしょうし、天狗になろうと思っても、なることも出来ません。
初心者ということは、本当に素晴らしいことです。
それをデメリットと考えないでほしいと思います。
最後にベースを上達するための方法を書きたいと思います。
書くと馬鹿らしい話ですが、大切な要素です。ぜひ参考にしてください。
① 洋楽をたくさん聞きましょう。特に1990年代以前のものをたくさん聞いてください。
② 音楽雑誌や楽器の専門誌を読みましょう。その中でオススメされている洋楽の名盤を貪欲に探して聞いてください。
③ 洋楽のライブへ行ってみてください。
④ 座って落ち着いて音楽を聞けるジャズやフュージョン、ブルースなどのライブに行ってみてください。
⑤ 音楽のながら聞きをやめて、集中して音楽を聴く時間を毎日作ってください。
⑥ 音楽を聴くときは目を瞑って自分が楽器を弾いている姿を思い描いて想像力を高めてください。想像力を高めるためにも、実際のLIVEを見たり、LIVEビデオを沢山みてください。
⑦ 良い先生や先輩から習ってください。素直に習ったことを実践してください。
これすがすべてではありませんが、比較的カンタンに実行出来ると思うので、プロになるかは別にして楽器を楽しく操れるようになるでしょう。
ということで、昨日新年最初のベースレッスンを行い、今年はさらに学生が上達するメソッドに磨きを掛けて行きたいと思っています。
ぜひ興味ある方は、当ベース教室にお問い合わせくださいませ。
http://rootwest.com/