2012 Harley-Davidson は伝統を破って水冷エンジンとなるのか!?? | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

海外のニュースで興味深い記事を発見。
あくまでも噂レベルという気持ちで以下をご覧ください。

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Harley-Davidson's notoriously nostalgic, 108 year practice of building only air-cooled engines (with the exception, of course, of the V-Rod Night Rod Special and V-Rod Muscle) is about to come to a screeching halt. Thanks to certification documents leaked by the EPA and California Air Resources Board, all engines in the 2012 Harley-Davidson lineup will feature a radiator discreetly wedged between each model's downtubes. A Harley-Davidson representative reluctantly admitted that the change was coming when confronted with the allegation. "For over a century, our bikes have exuded a singular feel and an unmistakable exhaust note," the spokesperson said during a phone interview, "but toughening emissions regulations and practical considerations have forced us to modernize our powerplants." The rep suggested that the benefits were not limited to clean air; the new liquid-cooled engines produce up to 35 percent more horsepower, and run considerably cooler than their predecessors-- with a reduction in the signature potato-potato exhaust volume. The radiators, manufactured in Japan by Denso, are purpose built for the H-D application, and feature a similar design to the slim units found on Honda's Fury chopper. All models will feature traditional placement except the XR1200X, which will incorporate a side-mounted radiator. Rumors that the V-Rod will be discontinued due to "redundancy" have not yet been confirmed. "The time has come," the rep told me, "and our valued customers will soon see that Harley-Davidson is committed to embracing a cleaner and greener future."(原文リンクはココ ) 

唯一の空冷エンジンを構築するのハーレーダビッドソンの108年の伝統が急停止に来ることについてです。(例外としてV -ロッドナイトロッドスペシャル、V -ロッドマッスル)

EPAとカリフォルニア大気資源委員会によってリークされた証明書類のおかげで、2012年ハーレーダビッドソンのラインナップですべてのエンジンは各モデルのダウンチューブに挟まれたラジエーターを特色にします。

ハーレーダビッドソンの代表者はしぶしぶ申し立てに直面したときに変化​​が来ていたことを認めました。

"1世紀にわたって、私たちのバイクが特異な雰囲気と独特の排気音を滲みているため、"広報担当者は、電話インタビューで語ったが強靱化排出ガス規制と実際的な考慮は、私たちのパワープラントを近代化を余儀なくされている。"

特徴である3拍子サウンドの減少と新たな水冷エンジンは35%以上の馬力、最大生産、そして前任者よりはるかに冷却を実行し、担当者は利益が空気をきれいに限定されないことが示唆された。


デンソーで日本製ラジエータは、HDのアプリケーション用に構築されたもので、ホンダのフューリーのチョッパーで見つかったスリムユニットに似たデザインとなっています。

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  ホンダのフューリー

すべてのモデルはサイドマウントのラジエターを組み込む予定でXR1200Xを除いて伝統的な配置を特色にする。

V -ロッドは、"冗長性(
重複がある状態)"のために中止されるという噂はまだ確認されていない。

"時が来た、"担当者は、私に言った"と私たちの大切なお客様には、すぐにハーレーダビッドソンがクリーンで環境に優しい未来を受け入れることを約束されていることがわかります。"


注: 翻訳サービスを私が手直ししているので、訳が完璧であることは保証されません。

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7月中旬にはアメリカのアナハイム(多分)にてサマーディーラーミーティングが開催され、私の会社の幹部も参加します。

その時に真実が分かるのですが、上記ニュースが本当だとしても、2012モデルからいきなり変化するかは分かりませんが、キャブが廃止されて全車インジェクション化された以上のビッグニュースとなります。

個人的には現在のディーラーの店頭においてキャブに対しての拘りの強い方というのは殆ど見受けられなくなり、インジェクションは完全に定着したといえます。
個人的にはインジェクションでネガティブな要素というのは自分で色々とセッティングしたりメンテしたりとイジリにくいというくらいで、愛車ビューエルもインジェクションですが、その利便性のほうが勝っているので不満はありません。

エンジンが変更するときも、キャブ廃止の時も変化というのは、その節目で大抵はネガな印象で迎えられます。

EVOエンジン~TC(ツインカム)エンジンに変わったときも、もの凄くネガな意見が多かったが、現在においては「キャブのTCエンジンがエエは~!!」という意見が多少ある程度で、高年式の排気量が多く、インジェクションのTCのほうが中古車の販売実績の見地からも好意的に見られているようであります。

個人的には、ハーレーダビッドソンが水冷エンジン、いやヘッドのみの水冷ということなので、ハーレーダビッドソン車はあくまでも空冷でヘッドのみ水冷という言い方をするのでしょうが、この新しいエンジンは意外と好意的に迎えられるのではないかと感じています。

理由として、キャブや空冷に執着するかたは、どういう変化があったとしてもどっちみち新車は買わないからです。
僕自身も油臭いのが良くて、自分でメンテをしながら乗る事を楽しみにするならば、ショベル、パン、ナックルあたりから選ぶと思います。

逆に日常の足にしてツーリングなどを積極的に楽しむならば、信頼性のある高年式車を選びます。
僕が高年式のハーレーを選ぶ場合には空冷か水冷というのはあまり重要なポイントではないですね。
ポイントはデザインと性能(耐久性)。

前記したように、ハーレーダビッドソンのトラディショナルを追及するならば、80年代以前のハーレーを選ぶでしょう。

僕が大好きなメーカーVolkswagen フォルクスワーゲンで例えるならば、ニュービートルと初代のビートルは名前こそ一緒ですが、似て非なる乗り物です。
オールドのMINIとBMW傘下のMINIが名前だけ一緒で全く違う乗り物だというのと一緒ですね。

ニュービートルには空冷OHVという伝統的なエンジンでは全くないエンジンが搭載されていますが、ニュービートルは愛好者も多く、実際にたくさん売れていると聞きます。

ハーレーダビッドソンをいつの時代を境目にオールドとニューを分けるかは分かりませんが、ビンテージのハーレーダビッドソンと現行のハーレーダビッドソンを同じように評価すること自体に無理があります。

このような大きな変化は他のモーターカルチャーではすでに経験した出来事でもあり、それを消化して前進しています。

この新しい変化によって、ハーレーダビッドソンが売れるかどうかは、正直よく分かりませんが、性能が良くなることというのは、僕の中で「故障が少なくなる事・耐久性があがる事」とイコールだと思っているのですが、そうであれば、お客様にとってメリットも多く、販売側からすればウェルカムなことでもあります。

いずれにしてもジャッジメントDAYまで数週間。

2012年で大きな変化をするかは、全く予測できませんが、もしも空冷のハーレーダビッドソンで最新の物を検討している方は、少なくともあまり悩んでいる暇はなさそうです。