という質問が来るようになりました。
今回は前回に引き続き機材シリーズとしてベースを紹介します。
僕自身フォデラを長年愛用していましたが、現在の愛機はアメリカはオレゴンに工房を構えるベナベンテ というメーカーのベースです。
http://www.benaventeguitars.com/
このベースは2003年8月時点で日本国内の一般では恐らく始めてオーダーされた一本となります。
外観上の特徴はシングルカッタウェイのボディです。
シングルカッタウェイはジャズベースなどと違い12フレット付近でボディとネックが結合しており、5弦の張力に負けないしっかりとした構造になっています。
この設計のお陰でネックは非常に薄く、また重量も信じられないくらい軽いのです。
実はフォデラを使っている時代は4弦ベースをメインにしており、5弦へシフトするときに当然フォデラも候補に上がったのですが、僕には大きすぎて重いというのがネックになりベナベンテに僕のオリジナルの設計で製作依頼した経緯があります。
またネックは33インチで通常のベースより1インチ短くなっています。
ネックが短いので運指がとても楽ですね。
ネックが短いということで低音の響きが悪くなりそうですが、僕自身は全くデメリットに感じたことがありません。
僕のような音数の多いプレイでは弦長が短いほうが音の立ち上がりの反応が良くて気に入っています。
使用している材はボディのバックがホンジャラス・マホガニー。
今まで使用した材の中でもっとも暖かくてウッディな音のする材です。
トップとピックアップカバー、フィンガーランプ(指置き)がバックアイバールという高価で希少な材を使っています。
ネックはメイプルで指板はマッカーサーエボニー。
塗装は非常に薄くサテンフィニッシュになっておりエキゾチックウッドの年輪を感じられるという素晴らしい触りごこちですよ。
ピックアップはディマジオのデュアルコイルで、木製のピックアップカバーを外してみたところ、手巻きのピックアップが確認出来ました。
これは市販品ではなくベナベンテ用に開発されている物です。
コントロールはボリューム、バランサー、トレブル、ミッド、ベースというオーソドックスなものです。
回路はベナベンテのオリジナル。
ブリッジは弦感覚調整機能付きです。
ご覧の通り弦とピックアップとランプの隙間は当たらないギリギリにしています。
木製カバーが結構厚そうなので、近づけても殆ど悪影響はないです。
ヘッドは3:2のオーソドックスなもので、角度が付いているので、ストリングガイドは必要ありません。
ポイントともいえる4弦に取り付けたヒップショットはレバーを倒すとD音にチューンダウン出来るアイテムです。
どう考えても5弦のペグに当たりそうですが、写真のように特注でレバーが浮き上がっており当たらない仕掛けになっています。
これはアイデア物ですし、この設計ならどの弦に付けても問題ないです。
今の所、私のベースでしか見たことはない世界初の試みだとメーカーが言っておりました。
ナットは「ミス珊瑚」という宝飾品として使われる希少な素材を使っています。
ナット材として珊瑚を使うことはまず無く、僕のベースの特徴といえる部分です。
骨に比べると硬質な音でフレットとの音色差が少ないので、開放弦を多用するロックベーシストの僕にピッタリです。
NECK : 5 Piece Laminated Aged Hardrock Maple w/ Grahite Inlaid Bars
FINGERBOARD : Quatersawn Macassar Ebony w/ Top & Side Maple Dots
BODY : Buckeye Burl Top & Honduras Mahogany Back
FINISH : Satin
PARTS : Hipshot Black Hardware
Pickups & Preamp : Dimarzio Dual Coil Pickups with Benavente Preamp
ベナベンテに興味のある方は国内はSLEEK ELITEさんが代理店となっていますので、お問い合わせください。
http://www.sleekelite.com/