【学費未納は卒業認めず、7県16校の私立高】のニュースについて思うこと | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

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テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

昨日3月22日03時02分の読売新聞のニュースで興味深い記事を発見。学費未納は卒業認めず、7県16校の私立高

以下記事URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100321-OYT1T00912.htm

内容を簡単に言うと【私立高生が学費未納を理由に卒業式に出られないなどのケースが少なくとも7県16校で起きたことが、読売新聞のまとめでわかった。.....各県は納入が遅れても卒業を認めるよう求めている。】

〔各県は納入が遅れても卒業を認めるよう求めている。〕← って駄目でしょ。それは。

僕は教育業界に長くいたので、このケースは過去幾度と無く経験してきました。
当然、学費未納者は卒業を認定しなかったし、未納者に対しても延納申請をキチンとした子にのみ卒業式には温情で一応は出席はさせたが、謝恩会への出席は認めなかった。

もちろん卒業式から1年経っていようが、学費の完納者の為には、ささやかでしたが卒業証書授与式はしていましたよ。

こういう問題になると「かわいそう」「学生には罪がないので」という理由で僕が責任者をしていたときも教務内やトップと揉めることが多々あったものです。

例えば、現金は持っていないのにレストランに入りました。しっかりとおなか一杯の食事を食べました。
「いつか払うので、今日はごめんねっ」とそそくさと出て行く。

社会通念上、駄目でしょ。これは無銭飲食です。

教育は形の見えないものなので、往々にして間違った判断をされるのですが、
教育だって、食べ物、車、バイク等と同じくすべて商品(有償サービス)なわけです。
支払いをせずに店を出れば、万引き、泥棒ですよ。
ですから教育を受けたのに支払いをしないのは泥棒です。

残念ながら以前いた専門学校では教育を盗んで出て行った子達が少なからずいました。
確かに支払いは親御さんがしていたので、子供には罪がないかもしれないけど、でも教育の無銭飲食には変わらないのです。

義務教育ならまだしも私立ですからね。お金が無いのなら行かなければよいのです。
また奨学金などの制度もあるわけですから、払えないのか、または払う努力をしていないのかがポイントではないですかね。

確かに携帯電話も車も贅沢品なども全て我慢して、本当に切り詰めた生活をして、さらに支払えないのであれば同情もしますが、以前の学校時代の経験でも支払えないという割には学生君はしっかりと携帯電話は持っているし、ちゃっかりと楽器は新調していたりと、同情の余地無しというのが多かったのです。

まあ、そういう授業の無銭飲食をして出て行った子は得したわけでなく、結局のところプロになれていないので因果応報、必ずその報いは受けるですがね。

僕としては未成年であっても、私立高校であっても、学費を未納であれば卒業は出来ないという社会の厳しさを教えてあげるべきだと思います。
その時は辛いだろうし、学校を恨むかもしれないが、将来に絶対にそれが良い経験になると信じています。
厳しいようでも、それが彼達の為になると思います。

最後に僕の価値観には常にちゃんとやった人に基準を合わせた制度を作るべきというのがあります。
これまでに色々な仕事を経験し、色々な会社の風土を見てきましたが、大抵が出来ない人、ちゃんとやらない人を基準にしたルールが設定されるものです。
ちゃんとやらない人にとっては良い制度でもいつもちゃんとやっているものからすると、不公平以外の何でも無いことが多々あるのです。

ですから、普通に学費を払ってしっかりと学業をした子からすれば、学費未納の子と同じように卒業式に出て、卒業証書をもらうのは不公平だと感じると思うのです。違いますかね。

学費未納は卒業認めず。別にいいんじゃないですか。僕はそう思います。

今日はちょっと社会派の話でした。