自動車は売れ行きが最悪らしいですね............ | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

何かと最近は暗いニュースが多いですね。自動車は売れ行きが最悪らしく10月の国内新車販売は13%減、米新車32%減なんだって。
平成2年のピーク時の約50万台から市場規模が半分以下になっているとのこと。
ちょうど僕が20才のときがピークだったんだ!!
確かにあの当時はバブリーでさ、軽自動車の2シーターオープンとか、ガルウイングの大衆車とか、分けの分からんのが一杯出ていたもんな~。ホンマにあの当時の自動車メーカーは面白かったね。

僕はハーレーのディーラーにいるので、この販売減の話はまったく関係ない話でもないのだが、今はまだニュースのような雰囲気を感じることは無く、順調に売れていると思う。
これは実用車と趣味性の高いバイクとの違いだと思われるが、ある程度需要に対して行き渡ると、ハーレーにしても、これから伸びというのは非常に厳しい時代に入っていくのではないだろうか。

車の業界にしても販売台数が減っているとはいうが、少子化で若者が減っているわけだから、新規の顧客が今後もどんどん増えるはずなど無いことは分からないのだろうか.....。
逆に買い替え需要というならば、車メーカーが煽るほど買い換える必要は実は無いんだよな。
だってさ、アメリカにいったら僕が小学生くらいのときに見た日本車が今だに元気に走っているよ。
ちゃんとメンテナンスすれば、車なんて10年も20年も乗れるよ。
そんなに頻繁に乗り換える必要なんてないし、燃費のために乗り換えるといっても、下取りして追金してまで購入したら、燃費良くなったとしても追金した分は何年で元が取れるの??ということもある。

要するに消費者が買いたいと思える魅力的な車をメーカーが作っていないということではないかな。どのメーカーもこぞって趣味性の高いスポーティーカーは撤退しているし、平凡なファミリーカーと軽自動車ばかり。そりゃ誰も新車なんて買わないよ。中古車屋のほうが見ていて面白いもん。

僕の意見としては景気が復活したらまた車が売れるようになるとは思っていない。
なぜならメーカーが壊れないように車を作るものだから、中古車も程度の良い車だらけで、別に新車を買わなくても、十分長持ちしてくれる。車の寿命が延びれば買い替えなどしなくはなるでしょ。
従ってハーレーについても今後右肩上がりってことはないと思う。
どう考えてもハーレーがホンダのカブみたく大衆車にはならないからね。
ハーレーがもっとシェアを伸ばそうと思ったら、400cc以下のモデルやスクーターも出す必要はあるんじゃない?

また車メーカーは今後こぞって契約社員を解雇していくというから、さらに追い討ちを掛けて車が売れなくなるのではないかな。だって広島なんてマツダ関係の職業の人は下請けをいれたらすごい数なわけで、売れないから従業員解雇だと彼らは当然車など買えなくなるし、さらに負の連鎖を起こすのではないかな。
僕は車が売れなくなった責任の一旦はメーカーにあると思う。売ることばかり考えて、過剰に値段を下げることばかりをやったから、従業員の給料は良くないし、下請けは儲からない。だから新車など買えない.....という連鎖をしたと思う。これは他の業種でも同じではないかな。

すでに数を売るという時代は終わったと思う。今よりも新車相場が20万上がったとしても買いたいと思える車を作ればいいわけだし、買ってもらった後に市場にお金が落ちるように、カスタムの規制緩和も行ったりして、車を楽しんで乗るという提案をメーカーがしていかないと、さすがに燃費とエコを売りにした車の話題は飽き飽きしてきたね。

そんな感じで、僕はハーレーを売ってはいるがメーカーの人間ではなく、ハーレー社の命運に関してはどうすることも出来ないが、ハーレーが保守的になって、面白みの無いバイク作りをしないように祈るばかり。またイノベーターとして近い将来に度肝を抜くようなバイクを提案してきてほしい。

そんなことを考える、今日この頃です。