こんばんわ。
本日はハーレーダビッドソン主催のコンピュータ研修に行って参りました。
前職ではスキル的な研修よりもモチベーションアップやマインド研修のようなのが多くて、「やる気は出たし、成功の原則のようなことはわかったけど、それを学校の実務の中でいったいどうやるの??」というモヤモヤ感が残ることが多かったけど、ハーレーダビッドソンの仕事ではしっかりとした方針や指針はハーレーダビッドソンジャパンが示してくれ、スキル部分は研修でしっかりとあるので、非常に助かっております。
たった3週間しか仕事をしていないけど、10数年仕事をしていた音楽学校の弱点というのを呆気なく知ってしまうことになったことにもかなり驚いている自分がいます。
まず学校とハーレーダビッドソン・ビジネスでは何が違うかというと、商品の説得力というか、完成度がハーレーは凄いと言うことです。ある意味でハーレーとしての期待を裏切らないということが言えます。
「最近のハーレーは性能が良すぎてつまらない。」とか「マフラーの音が小さい」「鼓動感が弱い」とネガな意見も多少は聞きますが、僕自身はハーレーという商品に絶対的な自信を持っているし、旧車にはそれの良さもあるが、走るための能力や環境、また騒音に対する配慮という社会的な責任と楽しさの追求とのバランス感では圧倒的に進化しているのが今のハーレーです。
この商品に絶対的な自信ががある商品を扱えるというのが前職との違いだと思います。
前職の音楽教育については、もちろん僕がミュージシャン系を仕切っていた時期はそれなりに自信のある教育という商品を作っていたと自負はするし、手抜きは一切していなかったけど、なかなか自分が満足するレベルに行かないという苛立ちはあったね。
もちろん講師を含め個人個人は毎年一生懸命はしているけど、学校はプライベートレッスンの集合体では無く、ディレクターがしっかりと設計してカリキュラムを作り上げるものだから、担当者が変わるとガラっと変わってしまうというものなんだ。恐ろしい(-_-)
ハーレーダビッドソンのカスタムにおいても、一つ一つのパーツが優秀で綺麗でも、センスが無い人が組み合わせるとダサいカスタムに成り下がるというのに似ているよね。
教育と乗り物を比較するのはナンセンスかもしれないけど、教育というのはどの分野でもハーレーのように“ブランド”を確率するのは難しく、また顧客のブランドに対する厳しい目というのも少ない業界なので、ものすごい品質差が年度毎に起こってしまうことがある世界でもあるんだ。
教育をイメージ戦略で売ってしまっていた英会話のノバの破綻などが良い例だね。
乗り物ビジネスではありえないじゃん、イメージだけで売るってのはね。現物をしっかり見て触れて乗っもらって成約頂くビジネスだからね。
そういう意味で教育という無形のものを商品として扱うのは非常に難しくディレクターのスキル、信念やプライドにすべてが掛かっているといっても過言ではない世界なんです。
こうやって書くと往々にして、また西本さんは学校批判をしていると思われてしまうのだけど、僕の真意はそうではないよ。
というのもハーレーダビッドソンがブランドイメージを会社の力だけで維持してきたのか!?
それは違うと思う。なぜならハーレーダビッドソン社も一度身売りをして製品の品質を落として「ハーレーダビッドソンはすぐに壊れる」という悪評イメージを付けた時期もあるからなんだ。
ハーレーの中古なんて鉄くずで二束三文という時代だってあったんだからね。
それを今のように二輪業界、またはアメリカ製輸入車で一人勝ちしている状況というのは従業員の努力だけでは無くて、顧客の厳しい目とブランドに対する期待というのがあったからだと思うんだ。
要するに学校の文化や校風というのは学生や卒業生が作る物だということ。学生の志が高く、学校に対しての要求が高ければ、自ずと教育のレベルは上がるし、志の低いディレクターでは顧客満足を得られないという普通の状態になると思うんだね。
そして学校という組織は常に学生や卒業生、学生の候補生に向いていなければならないんだと思う。
このシンプルなことが出来れば、学校って良くなるんだと去ってから気づいたんだ。こんな簡単なこと。
だからあえて卒業生として学校にエールを送りたいと思う。また今のスタッフが読んでいたら、西本見とけよ!!! というくらいの気迫で良い教育を作って欲しいと思う。
ハーレーダビッドソンの世界では「物では無く、事を売る」と言われています。ハーレーダビッドソンという製品を通して楽しみを提供していく仕事だという明確な目標があります。だから買って頂いたお客さんとは買って頂いた後からがおつきあいという考え方です。
学校も入学して頂いて、晴れて卒業してから本当のおつきあいが始まるというような考え方になれば、凄く良くなると思うんだ。
そういう観点からも卒業生が有料であっても戻って来たくなるような車の定期点検のようなシステムで卒業生に対しての「音楽能力六ヶ月点検」二年ごとの「音楽力検査」などを有料で行えばいいと思う。
だってバイクのメンテにお金掛けるんだったら、プロになるためのスキルにメンテナンスするのはナンセンスではないだろう!!
こうやって卒業生とのパイプを繋いでいけば、プロになれる卒業生も増えるし、定期点検で精神面もメンテしてやれるしね。
話にまとまりが無くなってきたので、この辺にするけど、物事は見る方向を変えたら新しい発見があるものだということに気づく昨今であります。
それでは、また!!