ニッポンのモノヅクリ
高校1年生の冬に、郵便配達のアルバイトでためた貯金を全部つぎ込んで買ったタカハシの90S赤道儀。
その後、20年ほど完全放置ですっかり動きが悪くなっていました。
グリスが染み出しているし、クラッチは固まって動かないし、電気系統の接点はサビサビでモーターはうんともすんとも。
無理のない範囲で分解してセルフメンテナンスをしました。
赤経ギアはガッチリとしていて、劣化したグリスを取り除くと金色の輝きを取り戻しました。ギアの歯も全く痛んでいません。
クラッチは軸と歯車の内径がピッタリで、グリスなしでは金属同士が密着してびくともしません。
これを外して劣化したグリスを取り除いて新しいグリスを塗り、慎重にはめるとスルスルとスムーズに動くようになりました。
ものすごい工作精度には驚かされました。
これぞ「ニッポンのモノヅクリ」といった感じです。
電気系統の錆を落として接点を回復してあげると、滑らかに動き出しました。
四半世紀前の日本の工業製品は、まだまだ現役で活躍してくれそうです。
オリオン座大星雲@渋谷区
実家にて20年間完全放置されていたタカハシ90S赤道儀を連れ帰り、セルフメンテナンス。
何とかまともに動くようになりました。
そこで、渋谷区代々木上原の自宅にて天体写真を撮ることに挑戦。
タカハシのフローライト屈折望遠鏡、FS-60Cで直焦点撮影です。
北極星が見えないので適当にセッティングをして、20年ぶりにモーターをON。
地球の自転にあわせて望遠鏡が動きます。
鳥が羽を広げた姿を写すことができました。
それにしても渋谷区でここまで撮れるとは・・・。
都心は25年前よりも明らかに空気が澄んでいます。光化学スモッグなんて言葉はもはや死後です。
セッティングとピント合わせをきちんとして、画像処理を覚えたら、渋谷区でももっと綺麗に撮れる気がします。
今日は少々マニアックな内容になってしまいました・・・。








