ニッポンのモノヅクリ
高校1年生の冬に、郵便配達のアルバイトでためた貯金を全部つぎ込んで買ったタカハシの90S赤道儀。
その後、20年ほど完全放置ですっかり動きが悪くなっていました。
グリスが染み出しているし、クラッチは固まって動かないし、電気系統の接点はサビサビでモーターはうんともすんとも。
無理のない範囲で分解してセルフメンテナンスをしました。
赤経ギアはガッチリとしていて、劣化したグリスを取り除くと金色の輝きを取り戻しました。ギアの歯も全く痛んでいません。
クラッチは軸と歯車の内径がピッタリで、グリスなしでは金属同士が密着してびくともしません。
これを外して劣化したグリスを取り除いて新しいグリスを塗り、慎重にはめるとスルスルとスムーズに動くようになりました。
ものすごい工作精度には驚かされました。
これぞ「ニッポンのモノヅクリ」といった感じです。
電気系統の錆を落として接点を回復してあげると、滑らかに動き出しました。
四半世紀前の日本の工業製品は、まだまだ現役で活躍してくれそうです。

