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48回目の誕生日を迎えました。

お陰様で昨日 48回目の誕生日を迎えることができました。
 
沢山のお祝いのメッセージ本当にありがとうございます!! 
 
昨日は家で 家族にお祝いしてもらい、プレゼントに なかなか良い無水鍋をもらったので、
 
日頃の感謝の気持ちで お返しにスパイスからバターチキンカレーをつくりました!
 
 (無水鍋だけど普通の使い方がもちろんできます。) 
 
ここまで無事にやってこれたのも家族お陰ですね。
 
良い鍋でカルダモンやクミンの種を油で炒っていくのはマジでテンションあがります!
 
音も食べ物も濃厚なのが好きですw よく言われるけど 料理と曲づくりは確かに似てます。
 
レシピ通りにバターも恐ろしいほど入れたけど凄く美味しくできて家族にも大好評でした!
 
 
 
再び緊急事態宣言になってしました。
 
このコロナがインフルエンザぐらいの人々の生活に影響を与えない存在になるまで 
 
あと何年かはかかるんだと思うと 本当に暗い気持ちになりますが、
 
今は曲を作ったり、前から ちゃんとやり直したいと思っていた
 
音楽理論を復習したりさらに深掘りしたりしています。
 
僕が音楽理論的なことを勉強したいと思うときは 作りたい音や 
 
凄く好きだなぁ と思う曲がいくら耳コピしても 
 
どう言う構造になっているかわからない時です。 
 
でも最近 20年以上前にわからなかった事が 勉強して やっと少しわかってきました。
 
少し専門的な話になるけど、 
 
昔から自分の好きな曲は、 どこか浮遊感があって、
 
ハーモニーが平行移動している部分もあったりして、
 
メロディはマイナーペンタかブルージーな雰囲気を持ってるとは思ってました。
 
でも そもそもはっきりとメジャーでもないし はっきりマイナーでもない、
 
どっちかわからないwみたいな曲が多かったのです。
 
 
で、ちょっと前に菊地成孔さんの有料の動画 コンテンツ ポップアナリーゼに出会いました。
 
その中で、
 
ブルースがギターの無意識に弾かれたリフの平行移動(つまりコードの平行移動)に 
 
悲しみや憂いを表現するブルーノートを乗せたところに起源があって 
 
それはヨーロッパからアメリカに行った人から見ると 
 
それまでのヨーロッパにあったメジャー マイナー という概念では説明ができなかった。
 
でもそれと同時にそれは 薬物のように刺激的で 魅力的で いろんな音楽に侵食していった
 
 
というようなことを音楽理論的に詳しくモードと合わせて説明していました。 
 
リフのループ⇆平行移動⇆モード⇆ブルース⇆ブルーノート⇆ペンタトニック
 
と繋がってしまったことが まさに目からウロコだったんです。
 
たぶんこれが自分の好きな いわゆるブラックミュージックの持つハーモニーの秘密なんじゃないかと。
 
浮遊感、無重力、、 やっぱり 精神が宇宙に解放されるようなイメージの曲は魅力的じゃないですかw
 
 
他にもMichael JacksonのThrillerや
 
サイケデリックなロック(講義ではBeatlesのI AmTheWalrus)を
 
モード(ブルースもモードの一つと解釈できると確か言っていた。)で解釈した方がわかりやすいこと
 
それはクラッシックやモード以前のジャズとモードやブルースを ある一つのまな板の上で比較したり
 
うまいこと混ぜたりできるようになることをおそらく言っていると僕は解釈しました。 
 
(ただ 理屈がわかることが すぐかっこいい曲が作れることでないのが音楽の面白いところですけどねw )
 
あとは モダンポリリズムの講義では最近の寄れたヒップホップのビートまで取り扱っていて
 
興味のある人には本当オススメです。
 
 
この感動をうまく伝えられているか自信がないですがw 何が言いたかったかというと、
 
その動画に出会えて本当に良かったと思うし、
 
この年になっても知る感動があるというのが本当に幸せな事だったということです。
 
最近は大尊敬していた身近な人が立て続けにこの世を旅立ち
 
いろいろ考えさられることも多いですが、
 
まだまだ 深く音楽を知りたいし(いい曲を沢山という意味でも 一曲をさらに深くという意味でも。)
 
やっぱりもらった感動をエネルギーに作品を作っていきたい。
 
そんなことを思った緊急事態宣言中の48回目の誕生日でした。