J Dillaの魂
僕はこの映像を見て激しく感動した。
(もう皆さんこれみました?映像があったの僕は知りませんでした!)
調べると
"Suite for Ma Dukes" 「マ デュークのための組曲」
マ デュークとは
2006年に病でこの世を去った伝説的ヒップホップ プロデューサー J Dilla の母親。
彼女は息子の死後、多額の入院費を背負い現在自身も同じ病を患っているそうだ。
その彼女のためのチャリティイベントで
指揮をしたマルチプレイヤーのMiguel Atwood-Ferguson
とプロデューサーCarlos Ninoが中心となり
全曲 J Dillaの曲をオーケストラでカバーしたという2009年の伝説のライブ!
( 上の曲はSlum Village 「Hoc N Pucky」のカバー)
もちろん J Dillaへのトリュビュートでもある。
そのライブにはJ Dillaと交流のあったデラソウルのポス、ドゥエレ、アンプフィドラー、
コモンなどなど豪華ゲストが参加した。(DVDが出るよう。見たい!)
このカバーを聴いて、そしてオリジナルを聴いて
改めてJ Dillaのメロディ、ハーモニーのセンスは常人では無いと感じた。
オーケストラからサンプリングされているものも多いのだろうか?
J Dillaのディープなハーモニーはオーケストラでこそ再現できたのかもしれない。
ソウルやジャズだけでなくマイナーなロックやプログレなどあらゆる
音楽にオープンだったJ Dillaの魂、
演奏をした音楽家達の魂が交信、共鳴してる。
こんなに美しくそして熱いカバーは他には無い。
TIMELESS
って文字が出てくるけど 本当にJ Dillaの魂は永遠だと思う。
僕はこのプロジェクトの音を初めて聴いた時、
この事情などを何も知らずに
懐かしさと、光りというか未来を感じた。
音楽のもつ力を信じたい!!!
音楽はまだまだいける。
素晴らしい 音楽をありがとう!!!
Suite for Ma Dukes - EP
Find A Way (A Tribe Called Quest)
Antiquity (Dwight Trible)
Fall in Love (Slum Village)
Nag Champa (Common)