久しぶりに小説📖のご紹介です。
ホラーの得意な山田悠介氏と対峙してよく読んでる小説は、木下半太氏。
半ちゃんの作品は、ブラック&ジョーク的な物語が多くて、怖さの中にも笑いの要素が散りばめられてます
そして、関西弁😁
ぎゅっと読者を半太ワールドに引き込んでくれます。
昨日の映画鑑賞
怪物の木こり
では、シリアルキラーとサイコパスの話しだったので、類似する作品を紹介しますね。
🪿アヒルキラー🐣
新米刑事赤羽健吾の絶体絶命
あらすじ----------------------------------------------------------------
レースクイーン、モデル、女優。美女ばかりを狙った連続殺人事件が発生。その顔はズタズタに切られ、死体の横には必ずアヒルのおもちゃが。世にも残酷な事件を、新米刑事赤羽健吾と、行動分析課の上司・八重樫育子が追う。二人はやがて57年前の未解決事件に行きつく。
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サブタイトルにあるように、主人公は新米刑事の赤羽健吾(バネ)といえるが、クセのあるキャストばかりで、誰が主役でも面白い作品ができあがりそう。
半ちゃんの創造力には、いつも感心させられます。
登場人物は、それぞれあだ名、呼び名がつけられてる(バネ、ヌマエリ、ヤナ、シャー、係長…)のに…
行動分析課の八重樫育子(プロファイリングのスペシャリスト)だけは、なぜかフルネームでの描写🤔
とにかく口が悪い(笑)
頭もじゃもじゃだけどナイスバディでハスキーボイスっていう設定も魅力的
行動分析の経験値は、やがて、事件の解決にも大いに活躍することに。
プロファイリングのスペシャリスト
🆚
犯人(ネタバレになるので伏せておきますが、先読みの得意な職業です)。
この知恵比べ、先の読み合いは、見応え(読み応え)ありました。
犠牲者は美人さんばかり。
レースクイーン、銀座のホステス、レゲエダンサー、メイド喫茶の店員、CA。
いやー、大好物ばかりです
が、美人さんが次々と殺されていくのは…辛い😢
被害者の傍には、お風呂に浮かべるアヒルのおもちゃ(ラバー・ダック)が残されることから、犯人は「アヒルキラー」と呼ばれました。
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
事件の背景には、伝説の刑事と呼ばれたバネの祖父が絡んでるものの、痴呆になってて、事件をより複雑にしている。でも、ぐちゃぐちゃにならないように、しっかり整理できているのはさすがです。
その祖父には、悲しすぎる過去があって、ウルっとする場面もありました💧💧💧
恋仲だった絹代が祖父(みっちゃん)に宛てた手紙の内容は衝撃的だったけれど、切なくて悲しくて…
受け止めきれません😢
あとは…ヌマエリの運転テクとか…
キャラクターそれぞれの紹介をしだすと収まりきれなくなるので割愛しますが😅
この人だけは是非とも頭に留めておきたい。
小悪魔ちゃん的存在の栞ちゃん。
危険に晒されながらの体を張った演技は役者魂と肝が座った頼もしさを感じましたが…
美人の女優さんです。
とても魅力的で、気になる存在でした。
半ちゃんの小説には、小説をまたいで再登場するキャラも居るんだよね。
どんな容姿なんだろ?
想像するだけで、妄想ヲタクにはたまらないキャラクター
栞ちゃん、また出演してほしい
ラバー・ダックっていろんな種類あるんだね…
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