Under the sky.


Under the rain.


Even if darkness continued very for a long time,


Let's change slight regret into a strong heart and pride.


During the days when it is modest and too slow.



Under the sky.


Under the rain.


色がありました。


紫の彩りがありました。


光がありました。


空より降り注ぐ光がありました。


その蒼い光彩に、花は美しさという名を越えて。


色のない季節、ひらいた花。


咲かなかった花火、淡く過ぎ去りし夏の残り香。


眠りを知らぬ都会の夜、落ちた雨粒。


早咲きの薄紅の下、蒼く過ぎ去りし冬の残り香。



失われた白と黒の景色は、鮮やかな透明に落ちゆく。


純白のケーキに、一粒の真赤な苺を添えるように。


S.O.S……Strawberry on the Shortcake.

特別だった景色が当たり前の毎日へと変わりゆく様に、


幾度めぐる季節もまた、淡い風と共に散りゆきます。


透き通る薄紅は、満天の光を受けて儚さを伝えました。


ひとつひとつ刻んだ夢のために、瞬きを越える優しい眠りの時間を。




傷みを伴うものが美しさを伝える様に、


ガラスの欠片は透明な輝きを放ちます。


幾千、幾億粒の砂にまみれたその姿を求めながら、


色づいた太陽が、今日を明日へと導きました。





Love and tenderness required for you are prepared.


If so, I'll dedicate a feeble light and a small flower.


Until time of becoming purple some day comes.





Merry Christmas to You.

不意に届いたのは、褪せた夕陽に包まれた、新しい始まりの唄。


繰り返される春秋の戯れに、花はいつしか散りゆきますが、


幾多の季節を重ねても、その心彩が失われることはありません。


光輝く朝焼けのように訪れた、終焉の影。


軋む心音に別れを告げたなら、もう何も必要ないのです。


roots life - 徒然 -

roots life - 徒然 -


朗らかな風のそよぎと、うつろいに色づく言葉の栞。


触れゆくものは、幻想のように不確かでも、


モノクロームの空が透明な雫を落とすたび、長い季節は近づき、


悠久と瞬きの狭間に、眠りを遠ざける月の或る宵は必ず訪れます。


寄り添いの果てに悲しみは美しく、儚さに蒼い夢が目覚めました。


roots life - 徒然 -

roots life - 徒然 -


三度目の季節は、翳りと共に訪れました。


つめたく肌に触れる秋気と入れ違うように、


輝きに華やぐ可憐な鼓動は、立ち止まることなく遠のいてゆきます。


黄昏の彩りと重なり合いながら、紅は空高くへと舞い上がりました。


押し寄せる儚さと侘しさ、曖昧な心想を解き放つために。


roots life - 徒然 -

roots life - 徒然 -


秋の風光に華は揺れます。


ひらひらと春に舞う花吹雪の其れと異なり、


野路を奔る乾いた風は、どれほど激しく心を揺り動かそうとも、


紅の花を散らすことはありませんでした。


ひと風に舞い踊りながら、心彩が静かに薄れてゆきます。


roots life - 徒然 -