roots life - 徒然 -


三度目の季節は、翳りと共に訪れました。


つめたく肌に触れる秋気と入れ違うように、


輝きに華やぐ可憐な鼓動は、立ち止まることなく遠のいてゆきます。


黄昏の彩りと重なり合いながら、紅は空高くへと舞い上がりました。


押し寄せる儚さと侘しさ、曖昧な心想を解き放つために。


roots life - 徒然 -