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AirCafe東春堂日記

AirCafe東春堂の店主、輝聴人が日々思うことを綴っていきます。

AirCafe東春堂へようこそ!久しぶりの投稿ですが店主の勝手な独り言ですので、スルーしてください。

 先日とある新聞社で行われた「健康経営シンポジウム」の記事を読んで「何か引っかかるものがあるなあ」と思ったので、つらつら考えてみました。たぶん「健全に経営」していることを他人(国や自治体)が評価することに、僕は違和感を感じているのでしょう。

 健康経営って簡単にいうと「従業員の健康状態が企業の業績にも大きく影響するので、企業の経営戦略の一つに社員の健康も加えましょう。」というもの。国や自治体の表彰制度もあります(経済産業省”健康経営優良法人認定制度”など)。でも、多くの企業にとって表彰制度は必要ないものなんじゃないかと思うのです。

 「未病」という言葉があります。健康でも病気でもない状態、別にどうということはないけれど何となく元気がないとか調子が乗らないとか、そんな状態です。「あなたは健康と病気のどちらですか?」と聞かれても機械じゃあるまいし明確に答えられる人の方少ないと思います。日本ではほとんどの人が未病なんじゃないかな?組織(企業や自治体)も同じだと思うのです。人でいうところの「未病」状態が殆どではないかと考えます。未病ということは、健康にも病気にもなるということ。自分の状態をちゃんと把握することが大切です。

 だから「健康経営」って聞こえはいいけれど、「健康経営企業素晴らしい!」と表彰するその裏で「あんたたち不健康な経営しているよ」と、本当は未病状態の多くの企業に間違ったメッセージを届けることになってないか?そう受け取る経営者もいるかもしれないし、少なくとも「うちらには関係ない」と、考えることを放棄してしまうことになるかもしれない。国がやっている健康経営企業表彰が今ひとつ盛り上がっていないのは(だって僕のような一般人が知らないんだもん)、不幸中の幸いかもしれません。

 表があれば裏がある、光の側に影(闇)がある、この世界には二極あって、どれか一つだけということはない。どちらを観るか、どちらを選ぶかだけの違いしかありません。選択は自由だし、どれを選んでも間違いということはないと思うけど、できるなら明るい未来を選んで欲しい。人なら健康で幸せな方を、企業なら健全で儲かる方を選んで欲しい。

 

健康経営なんて言葉がなくなるような世界に早くしていこう。