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「言葉は武術」
昨日に引き続き、言葉の力についてです。
言葉の持つ力については、皆さん経験的にご存知だと思います。
ひどい言葉を投げかけてパートナーや友人を傷つけた、あるいは傷つけられたとか、逆に落ち込んでいたときに声をかけてもらって、元気になったといった経験は誰しもあります。
「言葉」をWeblioで言葉を調べると8つ意味が書かれています。
1番最初に書かれているのは「人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。」と、まあ当たり前のことが書かれています。
面白いと思ったのが5番目にあげられていた「必ずしも事実でないこと、言葉のあや」です。確かに人は嘘を言ったりするので、まさに言葉の通りですね。
また、言葉にまつわる格言を調べてみると沢山出てきます。
「多くの言葉で少しを語るのではなく、少しの言葉で多くを語りなさい。(ピタゴラス)」
「穏やかな答えは怒りをとどめ、激しい言葉は怒りを引き起こす(旧約聖書)」
「簡潔は機知の精髄(ウィリアム・シェイクスピア)」
「行動を伴わない言葉には 意味がない(チェ・ゲバラ)」
「言葉は誤解の元だ(サン=テグジュペリ)」
興味のある方はご自身で調べてみることをお勧めします。色々出てきますよ。
言葉は、必ず伝える相手がいます。目の前の人であったり、遠くの人であったり、あるいは遠い未来の人であったり。
独り言でも、それを聞いている自分がいます。
言葉は単独ではなかなか完結しないものです。そして一度出したら最後、二度と元には戻せないもの。
言葉を沢山知っている人とそうでない人では、表現の幅も相当違います。
そういう意味では、本は最高の教師になります。
世界最高の科学者や文学者の授業を1,500円とか2,000円で受けられるわけですから、使わない手はありません。
武術はなかなか難しいかもしれませんが、言葉使いは達人になりたいものです。
それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください。
またね♪