Le donne italiane nell'arte

(Italian women in art)

「美術にみるイタリアの女性像」

第12課

Una fotografia per matrimonio combinato nel Rinascimento

(A photograph for arranged marriage in the Renaissance)

ルネサンスのお見合い写真

 

Donna con liocorno

(Woman with unicorn)

一角獣の貴婦人

 

(ウィキペディアより)

ラファエロ・サンツィオ作<一角獣の貴婦人>1505年頃

ローマ、ボルゲーゼ美術館

 

一枚の絵にもさまざまな歴史があります。ある作品は後世の加筆によって最初に描かれていた女性とは異なる女性を描いたものだと長く信じられていました。

 

※👆こちらのウィキペディアに加筆経過の説明があります。

 

※イタリア語を勉強する時、英語というフィルターに通すと理解が深まる気がしています。英語の勉強にもなりますしね。どちらの言語もまだまだ未熟なので、誤りなどのご指摘大歓迎です!

 

※テキストには各課で取り上げられる美術品の写真も掲載されていますので、テキスト購入をおススメします。このブログではお二人のトークの部分を記事にします。

 

池上先生:

マリアンジェラさん、日本では見合い結婚というのはもうほとんど消えてしまってるんですけど、イタリアでも同様ですか?

 

マリアンジェラ先生:

Penso di sì. Io non ho mai assistito, non ho mai sentito parlare tra di noi di questo tipo di matrimonio.

(I think so. I have never witnessed, I have never heard of this type of marriage among us.)

 

池上先生:

我々の親の世代は結構多かったんですけど。

マリアンジェラ先生:

Forse. Io non ne ho mai sentito parlare.

(Maybe. I've never heard of it.)


池上先生:

まあ最近では聞かないなぁっていう話ですね。

それとですね、日本では婚約指輪と結婚指輪って違うんですけど、それはイタリアで同じですか?

 

マリアンジェラ先生:

Sì, quello è uguale. L'anello del fidanzato, l'anello del matrimonio è diverso.

(Yes, that is the same. The engagement ring, the wedding ring is different.)

 

池上先生:

日本では婚約指輪は婚約者が贈りますけど、それはイタリアでも同じですよね。

 

マリアンジェラ先生:

Uguale. Quello è uguale. Sì.

(Same. That's the same. Yes.)

 

池上先生:

ただ、結婚指輪は違うんですよね?

 

マリアンジェラ先生:

La fede viene regalata normalmente dal testimone.

(The wedding ring is normally given by the witness.)

 

池上先生:

そう、証人が贈るんですよね。ですから例えば、友人だったりとか、上司だったりとか、親戚だったりとか。

 

マリアンジェラ先生:

Nel mio caso mio fratello ha fatto da testimone a me quindi io l'ho ricevuta da mio fratello.

(In my case my brother acted as my witness so I received it from my brother.)

 

池上先生:

あ~そうですか。マリアンジェラさんの場合は弟さんが贈られたということですね。なるほど。

 

マリアンジェラ先生:

Che tipo di matrimonio preferite?

(What type of wedding do you prefer?)

 

池上先生:

いかがでしたか。それではまた次回。

 

マリアンジェラ先生:

A risentirci.

(See you again.)

 

【関連事項】

テキストには(放送にはない)

『日本ともう一つ大きく異なる点としては、結婚式の前夜に友達と過ごす習慣があることでしょう。いわゆる英語圏でいうバチェラーパーティーで、イタリア語では「独身よさらば」を意味するaddio al celibato(新郎側)、addio al nubilato(新婦側)と言います』

とあります。

・addio al celibato(新郎側)は英語でbachelor party, stag party、

・addio al nubilato(新婦側)は英語でhen party, bachelorette partyみたいです。

 

hen partyをMicrosoft Copilotに質問すると、

 

『「Hen party」は、結婚前に新婦が友人たちと一緒に楽しむためのパーティーのことを指します。日本語では「女子会」や「バチェロレッテ・パーティー(bachelorette party)」とも言われます。このパーティーでは、新婦とその友人たちが集まり、食事や飲み物を楽しんだり、ゲームをしたりして、新婦の結婚を祝います。』

 

との回答でした。

ついでに今回のレッスンに出てきた「証人」がらみで、the best manをMicrosoft Copilotに質問すると、

 

『英語で「the best man」とは、新郎の結婚式で新郎をサポートする役割を担う男性のことを指します。日本語では「主賓」や「ベストマン」とも言われます。ベストマンは、新郎の親友や兄弟など、特別な関係にある人が選ばれることが多いです。結婚式当日には、新郎のサポートやスピーチを行うなど、重要な役割を果たします。』

 

との回答でした。

 

続けて、「では、the best womanも存在するのでしょうか?」と質問すると、

 

『結婚式の伝統的な役割として「the best woman」という言葉は一般的ではありませんが、最近ではジェンダーにとらわれない結婚式が増えてきており、「best woman」や「best person」といった役割を設けることもあります。これは、新郎の親友や兄弟姉妹など、特別な関係にある人が選ばれることが多いです。』

 

との回答でした。

 

※結婚もいろいろ変わってきているんですよね。

今年、甥っ子が結婚しましたが、マッチングアプリで知り合って、式はなしでした

(もちろんお祝いはあげましたが)お年玉

内心「お嫁さんのためにも式はやった方がいいんじゃないの」って思いましたが👰

余計なお世話になると思ったので、言いませんでしたお祝いケーキ

 

だって私の妻、「人生で一番ダイエットした」って言ってましたもんウエディングドレス