昨年(2022年)12月の日曜日、昭和レトロ風のちょっと薄暗い喫茶店で、妻とランチを食べているときの事でした。

 

私:映画見に行こうかなと思ってんだよね。

妻:ラーゲリでしょ。

私:そうだよ。でも、ヤフーのレビューにあんまり芳しくないことが結構書いてあんだよね。

妻:どんなストーリーなわけ?

私:それは・・・・

妻:...じゃ、もう映画観なくていいんじゃん。

 

実はその時、私、妻の前で泣いてしまったんですよ。

 

だってそうでしょ。自分が生きて帰れるかもままならない状況で、戦友のために・・・(ネタバレになるので書きませんけど)

 

私、原作の『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん・著)を10年近く前に読んで、ものすごく感動したんですよ。それ以来、映画化を切望してました。

 

やっぱり見に行きましたよ、先日。

ヤフーのレビューには微に入り細に入り、否定的なことも書いてあるけど(レビュー全体では概ね高評価です)、私は気になりませんでしたね。やっぱり泣いてしまいましたよ。

 

これから鑑賞を考えている方には、レビューは一切読まずに行くことをお勧めします。

 

原作は映画化前はそれほど知られた本ではなかったように思いますが、ほんとにおススメです。映画観ずに原作だけもありだと思います。