いよいよアメリカの中間選挙です!
今年は本当に値動きの激しい相場が続いていますが、今回の中間選挙が今後の株価を左右するきっかけになるのでしょうか?
実は、第二次世界大戦以降のデータでは、中間選挙後12か月のS&P500は過去すべてのケースで上昇しており、平均上昇率は約15%というデータもあります。
もちろん、過去と同じ展開になる保証はありませんが、これはちょっと期待したい![]()
ただ、今回は手放しで喜べない事情もあります。
それが、中間選挙後のイラン情勢です。
アメリカがイランへの軍事行動を再開する可能性も報じられたこともあり、選挙が終わっても安心できるとは限りません。
そこで、今後の相場について明るいシナリオと、ちょっと怖いシナリオを考えてみました。
🌸 明るいシナリオ
まずは期待したい展開。
中間選挙が終わり、政治的な不透明感が後退。
さらにイランとの外交交渉が進み、中東情勢が落ち着けば、原油価格も安定してくる可能性があります。
インフレへの警戒が和らげば、FRBの利下げも進みやすくなり、金利低下への期待が米国株の追い風になるかもしれません。
米国株が持ち直せば、日本株にも資金が戻ってくることが期待できます。
そして、個人的に一番期待したいのが、半導体一極集中からの脱却です。
最近の日経平均は半導体関連の影響が大きく、それ以外の銘柄を保有していると、指数が上がっても恩恵を感じにくい相場でした。
銀行、商社、金融などにも資金が循環し、幅広い銘柄が上昇する展開になれば、ようやく持ち株にも明るい兆しが見えてくるかもしれません。
💀 やばいシナリオ
一方、考えたくないのがこちら。
中間選挙後にアメリカがイランを攻撃し、イラン側も報復。
ホルムズ海峡の封鎖や原油輸送の混乱にまで発展すれば、原油価格が急騰する可能性があります。
さらに、海峡が封鎖されなくても、タンカーの運賃や保険料が上昇すれば、海運・物流コストの増加につながります。
そうなると、原油高と物流コストの上昇によるインフレ再燃、利下げ期待の後退、金利の高止まりと、株式市場には厳しい状況になります。
さらに怖いのが、AI・半導体株の調整が重なること。
これまで相場をけん引してきたハイテク株が売られ、そこに原油高による景気減速懸念まで加われば、米国株全体に売りが広がる可能性もあります。
単なる一時的な株安では済まず、企業業績にも影響が及ぶような展開になれば、暴落も十分警戒しなければなりません。
特に日本はエネルギー輸入への依存度が高いため、原油高の影響は決して小さくありません。
結局、どうなると予想する?
私としては、中間選挙後はいったん政治的な不透明感が後退し、株価が反発する展開を期待しています。
過去の中間選挙後の上昇傾向もありますし、年末に向けて相場が落ち着いてくれればうれしいところ。
ただし、今回はイラン情勢という大きな不確定要素があります。
選挙が終わればすべて解決、というわけにはいきません。
私が今後注目したいのは、選挙結果だけでなく、原油価格、米国の金利、そしてAI関連企業の業績です。
結局、長期的に株価を支えるのは企業の稼ぐ力。
政治イベントで一時的に株価が動いても、その先にある企業業績が伴わなければ上昇は続きません。
明るいシナリオに期待しつつ、怖いシナリオも頭に入れておく。
さて、今回はどちらの展開になるのでしょうか。
年末の相場を振り返ったときに、あの中間選挙が転換点だったね!と言えるような展開になってくれたらいいなと思います![]()