こんばんは。
齋藤です。
本当に降りやがったな。
その実力見せてもらおうか。
さて本日はJOHNBULLよりチノトラウザーのご紹介です。
新作を仕入れては廃盤、新作を仕入れては廃盤。
メンズカジュアルというファッションにおいてジーンズと並び欠かすことの出来ないチノパン。
ジャケットからセーター、スウェット、シャツにTシャツとも良い関係。
その交友関係はワークブーツから短靴、スニーカーにサンダルにまで広がります。
単純にチノパンを生産するといっても
・ベースとなる型
・生地
・色
それ以外にも細かな仕様を含めればそれらの組み合わせは無限城。
メーカーとしても少し仕様を変更すれば品番を新しくし前品番は廃盤へ。
特にジョンブルは生地や加工などどこか1ヶ所でも仕様を変更すればすぐに品番が変わるので、新たなモデルとしてお店の棚への登場回数が多いのも頷けます。
昨日ご紹介のスナッグパンツもそうです。
もう3〜4回は生まれ変わってるんじゃないですかね。
さて本日のチノトラウザー。
この品番よ、永遠に。
そう思わせるほど私好み。
ベースとなるのはチノパンの起源とされる41カーキ。
1941年にアメリカ軍が開発した軍服のパンツ。
戦後アメリカに戻った兵士の多くは頑丈で穿き心地の良い41カーキを私生活でも穿き続けたそうで。
その41カーキをジョンブルなりにアレンジ。
深い股上はそのままに、穿き心地やシルエットを展示会に並んでいたサンプルよりウエスト+1cm、股上−1.5cmと変更。
わずか1cm程の微調整ですが前からはもちろん、横や後ろから見た時のラインが格段に綺麗に仕上がります。
写真で見ても全く野暮ったく見えずおじさんっぽくも見えません。
おじさんが穿いているだけです。
裾にかけては緩やかなテーパード。
これにより自然と身体に添いますし、直線的に切って縫っての軍服からファッションへと昇華された丸みある立体的なシルエットはさすがジョンブル。
裾幅も狭くなるので靴への収まり方も良くなります。
パンツの内側と外側はダブルステッチの巻き縫い。
ヒップポケットは両玉縁。
ウエスト下のダーツ仕上げ。
強度、穿き心地、シルエット、完璧。
そして生地は綿100%のチノクロス。
綾目のしっかり入ったコシのある生地です。
そしてジョンブルはさらに製品加工を施します。
お馴染みウエポンのような光沢はなく、スモーキーさと少しのユーズド感が付与されることでより日常的に使いやすくなったように思います。
カラーは王道ベージュのみ。
その予定でしたがメーカー担当さんのご提案に心動かされグレージュとブラックを加えた全3色。
通年穿けるメンズのカジュアルでワイドなブラックのパンツはずっと探していたので、その枠はこれで決まり。
なんで最初スルーしてたんだろう…
ブラックとベージュの中間のようなグレージュは凄くマイルド。
グレーの要素もあるのでブラック程ではないですが綺麗目に穿いても良いし、もちろんカジュアルにも穿けるキープレーヤー。
3色の中でダントツでお洒落な色してます。
雰囲気抜群です。
ベージュを買うつもりでしたが本当にどれも良い。
国内で本気で作った普通のチノパン。
価格を考えれば最早当たり前ではありません。
私と同じく春はチノパンからスタートする方。
ぜひお店でご覧ください。
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