こんばんは。

齋藤です。

 

今日は昼間から外でお酒を飲めた方は最高だったでしょうね。


天気よ、来週行く花見の日も頼むぜ。



さて本日はJOHNBULLよりユーティリティトラウザーズのご紹介です。

数あるソーイングチョップシリーズの中でお店でも定番的に扱っているこちら。

 

久しぶりに少量入荷しました。

 

名作揃いなミリタリーパンツの中でもパッチポケットやフラップなどの主張とシンプルで収まりのバランスが個人的に好み。

ジョンブルはこのベイカーパンツを生産するために40〜50年台のヘリンボーン素材を分析し糸から開発。

 

落綿混のナチュラルなムラ糸とストレート糸をランダムに配した糸が織りなす生地は、紡績技術のまだ未熟だった当時をイメージし開発したとの事。

 

太さの違う糸で織り上げると不均一なムラが生じ、そこをあえて狙ってやる事で当時の素朴な風合いを再現しているそうです。

その生地を織るのに欠かせないのが旧式のレピア織機というもの。

 

糸の種類や織る際の細かな回転数まで調節可能な旧式の織機。

 

さらに風合いを最大限活かすために綿素材専門の加工場で加工を施し素材の膨らみや粗さを出すという徹底ぶり。

 

そんなスペシャルな生地もさることながらシルエットのアレンジこそがこのパンツの肝。

簡略化され大量生産が共められた作業用パンツだったベイカーパンツは直線的な作りのため、腰まわりはタイトで裾の方はワイドストレート。

 

腰は身体に添っているのに裾はヒラヒラ。

 

このアンバランスさを解消すべく腰まわりには適度にゆとりとカーブを持たせ、ゆとりある腿から裾に向かってテーパードさせています。

 

このバランスこそが至高。

 

腰まわりにキツさはなく裾がヒラヒラする事なく靴とのバランスも良し。

 

当時のものを分析し再現するところと、自分達の目指すものに向けて必要なところはモディファイ。

レプリカとは違った魅力でソーイングチョップがブランドとしてテーマに掲げる「NEO VINTAGE」を体現しています。

 

次回の入荷は8月になるそうなので気になる方は是非お店でご覧下さい。

 

 

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