こんばんは。

齋藤です。


今日は休館日でしたので近所を散歩して近くの公園に行ったりとゆっくりと過ごしました。



さて本日はButler Verner Sailsよりモールドレザー巾着のご紹介です。

熟練の職人の方々によりひとつひとつ手作業で生み出させれるバトラーバーナーセイルズの小物は、レザーや帆布といった馴染みのある素材を使い、デザイナーの方のイメージを完璧に具現化したユニークで温かみが感じられます。

 

先日デザイナーの方とお話しする機会があったのですが、思いついたものをすぐに作ってしまうから品番が増え過ぎて大変なんですと仰っていました。

 

簡単に作ると言っても素材の調達から縫製、裁断、染色などの工程があり、作るものによって関わる職人の方も違ってきます。

 

製品をひとつ作るのに人や物が大きく動きますからすごく大変なこと。

 

それをフットワーク軽く生産出来るというのは関わる方全てとの関係性が素晴らしいと言うことですね。

今回ご紹介のこちらの巾着も多くの方が関わって生産されていると聞いてます。

 

大量生産は出来ませんが国内生産ならではのハイクオリティな作りと愛嬌ある見た目で入荷後完売しておりましたが防寒着から解放されて軽装になる春にこそ、この形とサイズ感はちょうど良いのではという事で改めて仕入れました。

 

まずやっぱり注目しちゃうのが底のレザー。

栃木レザーのヌメ革を使用し型出しという古くからある技法を用いているそうです。

 

革を型に叩き入れ圧力をかけていきます。

 

形を固定した後、薬剤を用いて固めていきます。

 

そうすることで革はボール状に成型され、一枚革ながらステッチや切り込みを入れる事なく立体的で愛嬌あるフォルムとなるんですね。

また底は平にしているので自立します。

 

出先でこれを置いた時にくしゃっと情けなく潰れない安定感が良いですね。

 

メイン生地には厚みのある10号帆布。

 

これだけでもしっかりとしていますがさらにパラフィン加工を施しています。

生地にロウを染み込ませる事で防水性を高めているのですが生地そのものがパリッと硬くなり繋がったレザーの質感とも合っています。

 

さらに紐にもロウ引き加工を施す徹底ぶり。

開け閉めによる摩擦にも強くつるっとした丸紐はとてもスムーズに行えます。

 

携帯や財布なんかの必需品を入れて持ち歩くのに最適なサイズ。

持つだけできっと目に留まりますからこれは使えるアクセサリーですね。

 

カラーはキナリ、ベージュ、ブラックの全3色。

 

マリンっぽさやミリタリーっぽさやモードっぽさをそれぞれに感じますね。

 

気になる方は是非お店でご覧下さい。

 

 

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