こんばんは。

齋藤です。

 

先日のインスタでもご報告させて頂きましたが、11月27日(金)~12月6日(日)までの期間、「REDWING SPECIAL EVENT」の開催が決定しました。

 

今年の8月にも開催したイベントで、本当にたくさんの方々に喜んで頂けたと思っております。

 

8月のイベント時期はここ熊谷は灼熱の真夏でしたので、ブーツを履くイメージが出来ずに

「冬にやってくれたらなぁ」

とのお声を頂く事もありました。

 

ならばとブーツシーズン真っ只中に開催してやろう!

 

と思いバタバタしながら今回の運びとなりました。

 

今回も厳選に厳選を重ねたスペシャルモデルをばっちり揃えますのでご期待下さい。

 

 

本日はそんなREDWINGより、#8853 アイリッシュセッターのご紹介です。

 

オリジナルの誕生は1950年代。

 

オレンジのトーンを帯びた革であるオロラセットレザーが猟犬アイリッシュセッターの毛色に似ていた事が名前の由来なのは有名な話しですよね。

 

1980年代~1990年代での日本国内での爆発的ヒットとは対象的に、本国アメリカではワークブーツに求められる基準に変化が起こり需要が減少傾向に。

 

そして1999年、アイリッシュセッターを新たらしいブランドにする事がアメリカで決定し、それまでの#877や#875といったアイリッシュセッターの名の付いたブーツからアイリッシュセッターの名が取り除かれました。

 

その後日本ではアイリッシュセッターのタグは無くなりましたが、その造りは何ら変わることなく「クラシックワーク」として分類されるように。

 

そして2011年、日本からの強い要望を受けて国内では姿を消していたアイリッシュセッターが復活。

 

誕生した1950年代のディテールを出来る限り再現する事を命題とし、当時とは比べられない程厳しい環境保護基準に適応した革なめし方法でサンプルを繰り返し製作。

 

膨大な時間と労力を費やしたでしょう。

 

この「レクタングル・バータック・ステッチ」というカン止め補強は、モカのステッチのほつれを防ぐためのものなのですが、機械の進化と技術の向上により不要とされ廃止されておりました。

 

しかし当時のディテールを再現するからには欠かせない箇所。

 

その為に、すでに引退した技術者を工場に呼び専用の機械のメンテナンスをして貰ったというハートフルなエピソードもあるそうです。

 

他のモデルには無いマホガニーと呼ばれる茶色とセージのグリーンの糸を用いたステッチ。

 

現行モデルは簡素化され1箇所となった履き口と補強革のふちを2箇所縫う。


その分手間はかかりますがこういった細かな所も再現しております。

 


現行モデルはロックステッチで縫われておりますが、こちらはオリジナル動揺の古いピューリタンミシンでチェーンステッチで縫い付けます。


日本ではアイリッシュセッターと呼ばれなくなったモデルをずっとアイリッシュセッターと呼ぶ方が後をたたなかった為、私の記憶では2018年頃から#8875を始めとしたクラシックワークに分類されていたモデルにもアイリッシュセッターの名を付けて販売する事になったそうです。

 

ただ新たにアイリッシュセッターに追加された

モデルには上記の様なディテールはありません。

 

当時を再現したこの#9875を含む現在7モデルのみオリジナル仕様。

 

1950年代の当時と同じアメリカの工場で当時と変わらぬ製法で今も生産されております。

 

この#9875は黄色のようなキャメルのようなオレンジのような独特の色味で、レッドウィングのモックトゥのブーツが醸し出すワーク感が良い意味でマイルドになりポップさも味わえるのが他にはない魅力だと思います。

 

気になる方は是非お店でご覧下さい。 

 

 

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