こんばんは。
齋藤です。
松本店長
この前誕生日でした。
おめでとうございます。
本日はCIAOより当店別注のバンドカラープルオーバーシャツのご紹介です。
今年の春夏に向けてのタイミングで、メーカーの方から新作ラインナップのお話しを色々と伺っていたら、私が絶対にやりたかったプルオーバーがありませんでした。
恐らくこの世の終わりの様な顔をしてしまった私を気遣って
「だったら別注で作りましょうか？」
と言ってもらったのがきっかけでした。
どうせならばと意気込んであれやこれやと意見を出したのですが、私の使いたい生地、デザインに対してプライスがどうしても合わず、泣く泣く生産を見送りました。
そして月日は流れ、メーカーの方から秋冬の新作ラインナップのお話しを色々と伺っていたら、私が絶対にやりたかったプルオーバーがありませんでした。
今度こそと別注のお話しを進め、私の狙いのタイミングより1ヶ月程遅れてしまいましたが形になりお店に入荷しました。
別注ではありますがチャオの私の好きなモデルがあり、それをベースに私の理想のシャツとしました。
シャツと聞いてイメージする形はもちろん前開きだと思いますし、毎年季節の変わり目に作る当店の別の定番別注ラインでも多数登場します。
なので、メーカーもそちらの形に注力するのは妥当だと思いますしモデルが多いのも頷けます。
だからこそお持ちの方も多くいらっしゃいますし、探すと以外と無い形なのでこのプルオーバーという形にしました。
シャツを着ているのに、かっちりし過ぎてない
緩さに魅了されております。
シャツというベーシックなアイテムが、プルオーバーになるだけで、ボリュームを出せ着こなしに少し変化を付けられます。
なのでこれ1枚だけで成立させる事の出来るポテンシャルの高さも好きです。
バンドカラーは通常の襟より首回りに高さが出ません。
かっちりとしないリラックスした見た目を活かして、タンクトップの上にバサッとラフに着てショーツと合わせる。
この着方で5月～10月頭までいけます。
これをやりたかったので1ヶ月早く欲しかったのですが…。
フロントのボタンをベースのモデルより1つ増やした事で、開け閉めでインナーの見せる割合をより調整しやすくなり着る季節のインナーに合わせた見せ方をやりやすくしております。
タンクトップからタートルネックまで何でもばっち来いです。
また、襟そのものに返しがないのでシャツの上にもう1枚羽織った時に襟が邪魔にならずに収まりが良い点も魅力です。
ボタンダウンシャツの様に、シャツの上にニットやスウェットを着る事は想定しておらずあくまで主役として着る様に横幅を当初より広くしました。
そうすることで夏は涼しく、その他の季節はレイヤードも色々可能となります。
幅広のシルエットを活かして、中にパーカーやシャツ+セーターを着てアノラックの様に上から着ても良さそうです。
そしてバンドカラーのプルオーバーを作るにあたってどうしてもやりたかったカラーが黒。
その為に生地はヘビーオックスを使いました。
シャリっとした艶のある生地で黒のシャツを作ると、夜の繁華街が似合いそうなホスト風の印象になってしまいます。
ざらつきのある厚手のヘビーオックスなら、黒の持つ艶っぽさが無くしっかりとアメカジで着れます。
真っ黒ではなく、ややかすれた黒なので重たくならずインナー使いも容易です。
恐らく、着用と洗濯を重ねると少し色が抜けて薄くなると思います。
そうなる事も想定してこの生地でこの色を抜擢しましたので、是非経年変化もお楽しみ下さい。
この生地の黒のバンドカラーのプルオーバーを私は見たことがなく、ずっと着たいと思っていたのでこれを元にそれぞれ違う表情の全3色。
全て狙い通りの仕上がりです。
気になる方は是非お店でご覧下さい。
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