ランニング・ブルース~40才から始めるマラソン

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金沢マラソン2021 エントリー

私は毎年フルマラソンを走ることにしている。

かつてはサブスリーを夢見ていたが、怪我をしてからはサブフォーで末長く続けばいいと思うようになってきた。

前回は2020年3月だったので今年走れるマラソンはないものかと調べていたら、10月の金沢マラソンがあった。

エントリー代は16000円と高額だが、参加者多数であれば抽選になる。

その抽選もこれまで落選した人やボランティアで参加した人が優先されるから当選する可能性は低くなる。

しかし、この抽選を外したら毎年フルマラソンの記録は止まるのかと思ったら、2019年に既に途絶えてた。



https://www.kanazawa-marathon.jp

ミシシッピブルースマラソン(3/3)

これはコース。ハーフは1周。フルは2周。
確か1ヵ月前は周回コースではなかったはずだが、いつの間に変わったんだろう。
こっちに来て気付いた。
そしてこれが高低差。アップダウンは小さいものの、フラットな道がほとんどなくタフなコース。

スタート時の気温は10℃で手袋はいらないが、レース中は20℃近くまで上がる。

暑い。

さてブルースマラソンは大会10日前になると今年のTシャツのデザインやメダルのデザインが発表され、毎日のようにメールが送られてくる。

そうして大会が近づくにつれテンションが上がってくるのだが、マラソン大会自体はアットホーム感満載だ。

例えば7時にスタートのはずが、一向にスタートする気配がせず何故か7時8分にスタート。

スタート前の合衆国国家もブルースマラソンらしく、ギターで奏でるのだが、素人なのか肝心なところで音を間違え、多くのランナーがズッコケた。

またコース上のミュージシャンも、ちょっとギターが弾ける人がボランティアでやってる感じ。

半数以上は最初から走る気なく歩いてる。

フルは2周目になるとハーフのランナーがいなくなるので、ペースによっては前にも後ろにもほとんど人がいなくなる。

ランナーが見えなくなるとコースの右折左折が分かりづらいので、コーンに頼るしかないがこれがまた分かりにくい。

などなど、ガチで練習してきて走る人にはかなりたまらない大会だ。

だからこそ、サブスリーで表彰台、サブフォーで年代別優勝も可能なのだが、一方でアメリカ南部独特の人情を味わえるし、ゴールで聞けるプロのブルース演奏が、レース後の疲れた身体と心を癒してくれる。



ちなみに私は3時間46分で、全体の37位年齢別では4位だった。





ミシシッピブルースマラソン(2/3)

さて今回マラソンの舞台であるジャクソンの治安であるが、結論を言えば安全である。






何故治安が悪いと言う情報があるのかと言えば、映画「ヘルプ」に見られるアメリカ南部独特の人種差別問題からの偏った推測と情報の少なさからの先入観だろう。


ヘルプより

しかし、今回訪れたニューオリンズやメンフィスに比べると、ミシシッピ州の州都でありながら圧倒的に小さな市で、そもそもの観光客がいない。
だから観光客を騙すような犯罪者はいない。
それどころか、観光客が珍しく「ようこそジャクソンへ」みたいに暖かく迎えてくれる人が多かったのが印象的だ。


地元で有名なブレンツドラックストアでは、エマストーンが実際に座った場所を教えてくれたし


海鮮料理を扱うメイフラワーカフェでは、相席の社長にご馳走してもらったりととにかく観光客が珍しいのか優しくしてくれる。

中でも印象的だったのが市内から40km離れたところにあるBlue front cafeのジミーだ。

アコギ1本で奏でるオールドデルタミュージシャンが集まるカフェでジミーはそこのオーナーで自らもブルースマン。日本でもCDを出している。

実際現地に着くと外のベンチに座ってた人が気さくに中へ入れと言う。
中に入るとお客はいなくて1人の老人が座ってた。
写真を撮らせてもらった後、「貴方がジミーですか?」と話かけたら軽くうなずいた。







とにかくジャクソンは人柄が最高!

ちなみにコロナウイルスの差別も一切なし。

英語が話せるとなお楽しい。

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