木村さんからのメールも続いていました。

『明日、朝倉さんとゆっくり過ごしたいな。』

そんなメールが平日きました。

私は迷わすOKの返信をしました。

熊谷さんには、用事があって、先に帰る、と伝えておきました。

木村さんと二人で会える!
その時は、ただ単純に嬉しい気持ちでいっぱいだったのです。


定時に会社を時間差で出て、電車の一番後ろの車両に乗りました。
木村さんの隣にピッタリとくっついて座ることになりました。

職場から少し離れた、木村さんの住む○○駅で下車。

個室がある、焼鳥屋さんに行きました。

個室といっても、中2階のロフトのような席で、長身の木村さんには少し狭い席でした。

「お疲れさま~」

生ビールで乾杯。
木村さんと二人で飲めるというだけで、幸せでした。

串焼きを何本か頼み、1自覚くらいで店を後にしました。

「この間の続き、いい?

私はコクっと頷きました。
それからは、毎日、熊谷さんの車で帰宅しました。

毎日、メールもしました。

一緒に帰る時は、必ず車やホテルで愛し合いました。
日に日に快感が増し、愛し合った後は、シーツがまあるく、濡れるようになりました。


休日は水族館、動物園、自然に囲まれた公園…

大人な熊谷さんは、太郎とは比べものにならないくらい、楽しませてくれました。

熊谷さんが私を見つめる熱い視線はここちよく、私は熊谷さんにはまっていくのでした。
話が少し戻りますが、旅行後の日曜日、木村さんにメールをしました。

アドレスを知らなかったので、携帯電話で、ショートメールを送りました。

私と同じ会社の携帯だったようで、送信できました。

『旅行、お疲れ様でした。私、木村さんとキスしました?』
そんな内容だった気がします。

すぐに返信がきました。

『覚えていてくれて嬉しいよ。朝倉さんと、続きがしたい』

みんなの憧れの的、木村さんから、そう言われ、正直すごく嬉しかったんです。

その時はそれが
不倫

とは自覚していませんでした。