ステージママにはならないで2 | ルートオフィシャルブログ

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自分が子供の時を思うと
私はとても出来の悪い子でした
一言で言うと頭が悪かったんですね

それがかえって、解らないことが理解できるのでしょうか
解らない気持ちがよくわかります
「解らないことを聞いて」
と言われても「解らないことが解らない」
ことまで

子供にはわかるように話してあげることが一番ですね
子役には、大人でも難しいことに挑戦しなければならないこともあります。
それをどうやったら子供にわかるのか

お母様たちは時に
難しいことができる子が偉くて
それができない子はできが悪い
そんな風に評価をする人がいますね
だからちょっとでも難しいことをできるように
背伸びさせ過ぎてしまう

少しの背伸びは
人によっては効果はありますが
人によっては苦痛でしかないときもあります

性格や緊張する子、しない子、
ほんとうに人それぞれ
その子がどういう性格なのか
よく理解してあげることが大切です

例えば、テストの時に
普段の力がそのまま出る子
普段の半分しか力が発揮できない子
普段は余りでないのに、テストになったらグンとできる子

そんな個人差はあって当たり前です
だから違う接し方が必要です

私はテストとなると、半分しか力出せなかった子でしょうか
崖っぷちに立つと、もうダメです

でも、それがわかっていたら
それを少しずつ回避していく方法を見つけます
その子にあったやり方で寄り添う事が大切です

時には見栄を張ることも大切なときはあります
でも、その見栄が、子供を苦しめたり
成長の妨げになるのであれば
やってはいけないことです

かといって、やりたくないことを全部やらなくて良いと言うのは
またこれも違いますね

やりたくない事でも
やらなければならないことは
きちんとやる事も教えていかなければなりません

生きていくことは甘くはありません
大人になって、自分の責任で、
社会の中で生きていかなければならないのですから

子供だからこそ
手を抜かないで教えていかなければなりません

お芝居の勉強は
そういう教育に実はとても適しています
なのにやり方を間違うと、
価値を違うところに持っていくと
魅力的な人には育ちません


今だけとか、目の前のチャンスだけに振り回されないでください
お芝居を通して人間磨きをしましょう
一生懸命、取り組みましょう
子供と一緒に学びましょう


私は子役指導と言う仕事もしていますが
常に子供と汗をかき
子供にたくさん教えられています




今にも飛んでいきそうな苗でした
自然のものはすごいですね
強く強く生きようとして頑張るのですね
大きく育ちました


これが過去の姿です

子供はすくすく、みるみるうちに
成長します
外見や体格だけでなく
内面をしっかりと育ててあげたいですね


まわりに振り回されず
回りを意識しすぎず
その子らしさ
を大切にしてあげてほしいものです
そして、その子の力を知り
その子に合った方法で教え育てましょう


手を抜く時には叱りましょう
本気で叱りましょう
怒るのではなく叱るのです
何故叱っているかを
わかるようにわかるまで


叱ることと虐待は、全く違うものです
私はそう思います