走る馬の灯り遠く遠く離れる景色あの中のどこかに僕がいるゆらゆらゆらと薄れる意識その光のどれか一つに君がいた僕の血で君を汚す君の血で僕を洗う同じように血塗れになった春の日大事な物が一つだけ掌から零れ落ちた忘れたものはなんなのか忘れたからにはもう思い出せない二度と会えなくなってしまったなら二度と会わなくたっていいんだ思い出の中の愛にすがりついて今日もまた無駄な息をし続けるそうやってまた何度も繰り返していく泣いていた五月のこと