ザ・サムピング術!2つの流派?【弦通過型(振りぬく)と弦跳ね返り型(振りぬかない)】 | 実力を3倍カッコ良くみせるスラップベース奏法【無料講座配信中】

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「親指で弦を豪快に叩く叩く・・・。」


これぞ!スラップベースの醍醐味である。


今回は、親指で叩く「サムピング」というテクニックについて焦点を絞って語ろう。


サムピングには、大きく分けて2種類の叩き方がある。


親指で

弦通過型(振りぬく)と弦跳ね返り型(振りぬかない)

の2型のサムピングがある。




【親指を弦通過型(振りぬく)の場合】


イメージは、「弦を親指で押し込む」


ボクシングで例えると、「フックやボディーブロー」!のような感じである。


「弦通過型」は、「弦跳ね返り型」に比べ、音が詰まる可能性は低くなり、ボトムの太いサウンドになる。(ロック向きのサウンド!ロックスラップ!)


①ピックのように弦に当てる。(4弦に親指を当てる)
photo:03


                   

②弦を通過して振りぬく。振りぬいた後は、下の弦の3弦に親指を置く。    
photo:04

親指先の爪の横をピックにしてゴリゴリ弾きまくる。


または、見た目、三味線のバチを親指でやる感じである。


注意点は、振りぬいた後、鳴らしている弦の振動を止めないように、下の弦に親指をしっかり固定すること。


自分の場合、ネック側だけでなく、ブリッジ側でも親指でゴリゴリ弾く。

例えば

ストレートな8ビートのダウンピッキングでも、「ブリッジ側で親指ピックでゴリゴリ弾き」はかなり使える。(自分の伝家の宝刀で得意技である!)





次に          

【弦跳ね返り型(振りぬかない)の場合】


イメージは、「ムチのようにバシッと叩いたら、すぐ弦から叩いた親指を離す」。


ボクシングで例えると、「ジャブ」!


「弦跳ね返り型」は「弦通過型」に比べ、パーカッション的な要素のフレーズにかなり使える。


また、跳ね返った後、右手のフォームが安定する。

①親指の第一関節あたりを弦へ叩く
photo:01

                 

②すぐさま、親指を弦から離す。スピーディーに!
photo:02


注意点は、親指と弦が当たった瞬間に離す!

親指と弦の接触が長いと、弦の振動が止まって、音がならなかったり、音が詰まったりする。(この症状は、初心者に多い)


以上まとめると、2種類のサムピング術があるが、


親指のアップストロークを入れる場合は、弦通過型(振りぬく)で弾く。


リズミカルにノリノリで軽快にプレイする時は、弦跳ね返り型(振りぬかない)で弾く。



重要なことは


●2種類のサムピング術を上手く使い分けて、曲の雰囲気やテンションに合わせること!


片方だけマスターするのではなく、両方のサムピング術をマスターして、良いとこどり!

しちゃおう!




下の動画では、弦通過型(振りぬく)のサムピング術を解説している。↓




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