屋側、屋上電線路

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令和5年 電験三種試験(2022年度下期)まであ81日

今日の学習内容(12/5)

・屋側電線路

・屋上電線路

 

進捗度  △

理解度  △

 

今日(12/5)のまとめ(おさらい)

 

・屋側電線路は、工場、作業場のような構内で電線路の支持物を施設するような余地のない場合や電線が錯そうしてかえって危険である場合に施設される。

・低圧屋側電線路の施設

 1構内だけに施設する全部又は一部、1構内専用の電線路中その構内に施設する部分の   

 全部又は一部として施設する場合に施設できると定められている。

 施設する工事方法としては、がいし工事(展開した場所に限る)、合成樹脂管工事、金属管 

 工事(木造以外の造管物に施設する場合に限る)、バスダクト工事(同上)、ケーブル工事

 (鉛被、アルミ被ケーブルまたはMIケーブルは同上)となっている。

・高圧屋側電線路の施設

 1構内又は同一基礎構造物及びこれに構築された複数の建物並びに構造物を一体化した 

 一つの建物(以下「1構内等」という)に施設する電線路の全部又は一部、1構内等用の電線 

 路中その構内等に施設する部分の全部又は一部、屋外に施設された複数電線路から受電

 するように施設する場合に施設できると規定されている。

 単線はすべてケーブルであること。尚、使用電圧が100,000V以下の特別高圧についてのみ

 特別高圧屋側電線路が施設でき、高圧屋側電線路に準じて施設することが認められてい 

 る。

・屋上電線路その他の電線路

 屋上電線路の施設は、屋側電線路と同様に工場などで施設するものであり、その施設範囲 

 も屋側電線路なみに限定している。特別高圧屋上電線路は引込線の屋上部分を除き施設

 できないことに定められている。その他の電線路としては、地上電線路、屋内電線路、トン

 ネル内に施設する電線路、水上電線路及び水底電線路などがある。