サンスイ EC-30に入ったJBL LE-8Tスピーカーシステム
同じサンスイSP-LE8Tよりエンクロージャーが一回り大きく造りもしっかりしていますので豊かな低域が期待できます。
エッジはクロスエッジに貼り替えされていました。
ユニット取付を含め全てのナットが緩くて、これじゃいい音出ないだろぉ!
角打ち少なく「Aの中」等級までメンテ出来そうです。
大きな欠けはここくらい
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5月25日 欠け補修角付け、着色すればほぼ判りにくくなります。
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5月27日
ここまで修復出来ました。
フロントバッフルの塗装ひび割れ
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5月27日(月)
塗装のヒビワレは残っています。
ユニットに問題ありました。
ビビリがあるので調べると、ボイスコイルタッチではなくこれは初めてお目にかかった!エッジとガスケットの接着不良でした。
ガスケットに隙間が有りガスケットが振動、片方のユニットはガスケットを引っ張ったらエッジ端が付いて外れた。
エッジも剥がれた
さてエッジにボンドはみ出しなどこのままにして補修するか、フレームなどに付いたボンドなど清掃も含めて新品エッジにするか思案、、
いずれにせよユニットに断線・ボイスコイルタッチ無くて良かった。
5月25日
結局難儀しながら綺麗にエッジ除去、古いウレタンは楽なのだが比較的新しいボンドは厄介。
コーン紙が破れてしまいそうな場合は古いエッジをコーン紙の縁まで綺麗に切って残しその上に上貼りとなります、表からは見えません。
質量が増えて音が変わる??かもね、しかし何人の方が判るかな?
セーム革を貼るので功罪、功の方が勝るでしょう。
5月25日夜
段取りがあって裏板を先に塗装しました、ウレタンBKです。次はバッフル最後は突板4面と続きます。
ユニットはLE-8THを搭載します。
元々このEC-30には殆どがLE-8THが搭載されていました、同時期のものでおそらく専用エンクロージャーの目論みもあったかと。
フェライト仕様はアルニコタイプのLE-8Tより10年遅れての発売なので比較的程度の良いものが多いようで、本品も綺麗です。
さてアルニコかフェライトか、いろいろ議論のある所, エッジをセーム革に変え、箱が大きくなれば判らないんじゃなかろうか、あえて言うならフェライトタイプは明っかるい音ですね。
裏板が乾燥したので次はバッフルです。
軽く研磨、シーラー、上塗スプレー6層、残念ながら元の塗膜のヒビ割れは残りました。
5月27日(月)
突板4面ガラスコートしました。
擦り込みでも多少ケバが出るのでコピー用紙を手のひらでスリスリ、自然な風合いになります。
SP端子とユニット入れれば完成です。