子どももママも未来に希望が持てる家庭療育

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。

こんにちは^^

 

 

「おうち療育」と聞くと小さいお子さま向けとに

思われることがあるのですが、

実は、小学校高学年や中高生のお子さんの

ママからのお悩みも多いんです。

 

 

今日は10歳のお嬢さんのお母さんからの、

ご相談メールをご紹介しますね。

 

 

おうちでご家族で療育する際の

大切な判断材料となるヒントについて

お話ししたいと思います。

 

 

**ここから**

 

娘は10歳、年々育てにくさは感じてはいたものの、

わがままかな?甘えかな?等と思い過ごして来ました。

しかし最近になり今までになく癇癪が酷くなり、

睡眠障害の様な事もあり精神科を受診しました。

娘がどの様な状態なのかがわかれば

お互い負担なく少しずつ生活しやすくなるのかな?

っと思いながら過ごしています。

 

**ここまで**

 

 

睡眠が不安定で精神科を受診されたのですね。

ママも毎晩お子さんに付き合うことで

体力や精神力にも堪えているのではないでしょうか?

 

 

お子さんも眠れないとイライラも増しますし、

余計に癇癪につながってしまうこともあるかもしれませんね。

 

 

癇癪が酷くなっているということは、

色んな感覚がより敏感に、過敏に

なっていると考えられます。

 

 

だから、周りから見たら本当に些細なことにでも

不機嫌になったり癇癪を起こしたりしちゃうんですよね・・・。

 

 

 

 

メッセージの中に、

「わがままかな?甘えかな?等と思い過ごして来ました」

とありますので、診断はついていないけれど

周りの子と比べてちょっと気になることがあるのかな?と感じました。

 

 

先ほども書きましたが、

診断がついていても、ついていなくても、

 

「年々、お子さんの発達とともに、

ラクになっているか?困難になってきているか?」

 

 

成長のしかたを見極めることは、

おうち療育でとても大切な観察ポイントになります。

 

 

お子さんの変化でいうと、

お子さんの癇癪が減り、

苦手なことにもチャレンジできるようになっている。

 

 

ママの変化でいうと、

いつの間にかできることが増え、

前よりも子どもに手がかからなくなった。

 

 

ここまでじゃなくても、

お子さんとママの笑顔が増えているかな?

と、振り返ってみてください。

 

 

まだ癇癪があるけど、前よりも短くなった!とか

まだ怒っちゃうけど、流せるようになった!も

大きな変化です^^

 

 

でも、いただいたメッセージにあるように、

「最近になり今までになく癇癪が酷くなり、

睡眠障害の様な事もあり精神科を受診しました。」

という状況は、

もしかしたらお母さんにもお子さんにもSOSのサインが

ともり始めているかもしれないなと私は感じました。

 

 

というのも、私も、息子のできないことや

癇癪に対して合わない対応を続けて

息子を笑わなくさせてしまった、という過去があります。

 

 

息子の顔から笑顔を奪ってしまったんです。

この経験はわたしの中に今でも罪悪感として残っていて

当時の息子の動画を見ると、涙がでちゃうんです。

 

 

楽しそうに笑っている場面なんか、余計に。。

申し訳ないことしちゃったなって。

 

 

 

 

わたしも当時、

メッセージをくれたママと同じように

「甘えかな?」「わがままかな?」って

思って育てていたんです。

 

 

でも、自分を正当化するつもりはありませんが、

私も私で、精一杯だったんだと思います。

 

 

診断がきっちりついていてもそう思うので、

ついていないならなおさらそう思いますよね。

「ここからが甘え」「ここからがわがまま」

なんてないので、分からないまま

同じ対応をし続けてしまうことで

悪循環のスパイラルに嵌ってしまいがちなのです。

 

 

もし

 

  • 癇癪が酷くなる
  • 自己否定の言葉が多くなる
  • 体の不調が悪化する

 

などの症状が出ている時には

今までの対応や関わりを変えていく必要があるよ

のサインだと、わたしは考えています。

 

 

こんな風に書くと、

「わたしの対応が間違っていたからだ・・・」

って、ご自身を責めてしまうママがいます。

 

 

でも、そうじゃないんです。

「間違っている」んじゃなくて、

「お子さんに合っていないだけ」がほとんど!

 

 

さらに、その答えを教えてくれるのは

「子ども」だけなんです。

 

 

もちろん、医師は眠れるようになるお薬を

処方してくれるかもしれません。

 

 

一時的にお薬の力を借りて、

睡眠を元に戻すことも必要な時もあります。

 

 

でも、薬が切れても子育ては続きます。

一生、お薬の力を借りるわけにはいきませんよね?

 

 

小学3、4年生って聞くと中学年。

体も大きくなりますし、ちょっと大人びてもきます。

 

 

 

でも、凸凹ちゃんは、

体の発達は実年齢と同じように成長しますが

ものの考え方や捉え方、感覚の発達は

同級生と比べて、3分の1や2分の1だと言われています。

 

 

10歳でも、5、6歳の部分があるということなんです。

3、4年生で癇癪が改善しないお子さんは

対処法が合っていない、ということもありますが、

自分の発達に合わない何かを、

ずっと前から頑張っているってことがあるんじゃないかと

わたしは考えているんです。

 

 

この原因を一番早く見つけられるのは、

一緒にいるママです。

つい怒っちゃうこと、やめてほしいことにも

お子さんの発達のヒントがたくさん詰まっています!

 

 

残りの小学校生活や中学校生活を

笑顔と元気で過ごせるように、

おうち療育、はじめてみませんか?

 

 

今、お母さんが体系立てて

「おうちで療育」する方法を学ぶことは、

親子にとって、一生モノの財産になると思います。

 

 

きっと、悪循環のスパイラルから、

良い循環のスパイラルへと変えていけますよ!

 

 

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