発達障害・グレーゾーン

子どもの困った行動をおうちで解決!

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。 

こんにちは!

 

 

個別相談を受けてくださったママが

こんなお悩みを打ち明けてくれました。

 

 

「小学2年生の子どもがいます。

 

状況の理解が難しく、

自分がその場にいないと、

何が起こっているのか理解できないようです。

 

少し考えれば分かることなのに

こんなことも分からないの?と

心配になってしまいます。」

 

 

わが家の小学6年生の

長男にもあてはまることなので

とってもよく分かります!!

 

 

特に、毎日の状況なのに

全く理解していないと、

この先大丈夫?と

不安になってしまいますよね。

 

 

今日は、

「目に見えないものの理解」について

お話しさせていただきますね。

 

 

このブログを最後まで読んでいただくと

毎日の生活の中で使えるヒントが

見つかるかもしれません^^

 

 

 

 

お子さんの状況の理解ができていない時、

「◯◯でしょ!」と状況を一言で伝えたり

「考えてみなさい!」と

突き放すような声をかけていませんか?

 

 

ママにとっては

カンタンで当たり前のことなので、

ついきつく声をかけてしまうことがあるかもしれません。

 

 

わたしもそうなんです。

長男は、自分がゲームに夢中になっている時に

パパが犬の散歩に出かけると

パパがどこに行ったのかわからなくなってしまいます。

 

 

毎日同じ状況なのに、

「パパはどこに行ったの?」

と聞いてくることがあります。

 

 

わたしとしては、

「朝」に「パパ」と「犬」が「いない」

ということで、「散歩に行った」と

理解できるはずだと思っているので、

こんなにヒントがあるのに、どうして分からないの!?

と、ついイライラしてしまうことがあるのです。

 

 

でも、発達障害がグレーゾーンの子どもたちは

「目に見えないものの理解」が難しいことがあるんですね。

 

 

 

 

こんな時は、

ヒントをだして、クイズ形式にしてみましょう!

 

 

例えば、わが家だったら・・・

「パパとパント(犬の名前)がいません。さてどこに行ったでしょう?」

「パパは、毎朝いなくなります。さて、どこに行ったと思いますか?」

のように。

 

 

クイズ形式にすることで、

子どもが「自分で考える」という視点に立つことができます。


 

答えられない時は、たくさんヒントを出して

「あたり!」の成功体験に結びつけてくださいね^^

 

 

 

 

「目に見えないものの理解」が難しいと、

状況の変化についていけず

パニックにつながってしまったり、

ひとの気持ちを感じ取る力が弱いので

「空気が読めない」と思われることがあります。

 

 

わたしたちにはカンタンですぐに分かるものでも、

「見えないものを理解する」ということは

もはや、霊感のようなものなのかもしれません。

 

 

でも、ずっとわからない訳ではありません。

 

 

ヒントを使って、点と点をつなげていけば

子どもが自分で考えて答えにたどり着くことができます。

 

 

「分からない」や「答えがない」ことって

不安につながってしまいます。

 

 

でも、一度理解できれば

「朝、パパがいないのは散歩に行ったからだ」

という答えという安心にもつながっていくと思います^^

 

 

わが家の長男も、

「パパは~あ、散歩か。」

とまで理解できるようになりました^^

 

 

ぜひ試してみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

**掲載していただきました!!**

 

  

(ひよこクラブ:2018年3月号)

 

 

 

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