発達障害・グレーゾーン

子どもの困った行動をおうちで解決!

 

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。 

 

こんにちは。

 

 

昨日は静岡で

発達凸凹アカデミー

子どもの発達支援講座

効果的な支援策を開催しました~!

 

 

体調不良で

残念ながら欠席になってしまった方も

いらっしゃいましたが、

6名のママさん、おばあちゃま、支援者さんが参加してくださいました!

 

 

雨の中、来てくださってありがとうございました^^

 

 

 

アンケート用紙を

すっかり忘れてしまいました(汗)

 

 

今日は、講座の中で

ブログで書きます!と

お約束した” 共感 ”について

記事にします。

 

 

 

 

効果的な支援策では、

問題行動への対処法を

  • 問題行動が起こる前に対処する事前対処
  • 問題行動が起こった後に対処する事後対処
に分けて考えていきます。
 
 
 
事後対処では
無反応という対処法を
お伝えしていますが、
無反応を実践する時に
共感を忘れないでくださいね~
と、お伝えしています。
 
 
 
なぜなら、
 
① 共感を忘れてしまうと

ただの無視になり

子どもの人格を否定することになること

 

 

② 発達凸凹の子どもたちはネガティブな感情が苦手で理解していない

 

 

という大きな二つの理由があるからです。

 
 

 

 

で、ですね、この共感について

今日は少し詳しく書きたいと思います。

 

 

 

わたしがお伝えしている

共感というのは、

  • 子どもの気持ちを代弁
  • オウム返し
 
また、
問題行動が起きた時も
まずはその時の子どもの気持ちに
共感していきましょうね、とお伝えしています。
 
 
 
例えば、
おもちゃがほしくて癇癪起こしたら
「 おもちゃほしかったね」
「 買えなくて悲しいね 」
 
 
宿題を間違えて癇癪を起こしていたら
「 間違えて悔しいね 」
↑間違うことや負けることに耐性がない場合
 
「 頑張って書いたのにね」

↑文字を書くのが苦手なお子さんの場合

 

※ あくまで例です

 

 

 

共感できる・できないは置いといて・・・

この感覚はわかりますでしょうか?

 

 

 

 

共感は、

子どもの言動を肯定したり

問題行動を受け入れることではありません。

 

 

 

子どもの

  • 悔しかったり
  • 悲しかったり
  • 虚しかったり
  • 怖かったり
  • 嫌だったり
そんな、ネガティブな気持ちに
「 そうだよね~ 」
と寄り添ってあげることです。
 
 
 
そうすることで、子どもは
( 僕のことを分かってくれた! )
と 感じて、安心したり
共感してくれた相手を信頼できるようになります。
 
 
 
また、
発達凸凹の子どもたちは
ネガティブな感情を理解していない場合が多いので、
共感することによって
  • 感情に名前を付ける
  • その感情を味わってもいいんだよ
を、教えていくことができます。
 
 
 
(余談)
ネガティブな感情を
その子自身が理解しないと
他人の気持ちを教えても理解できません。
 
 
 
まずは、その子自身が
感情を理解したり
癒される必要があるのです。
 
 
 
 
でね、
 
ここからが本題なのですが・・・
 
 
子どもに共感することは
子どもの言動を全て受け入れるということではありません。
 
 
「 子どもに共感しましょうね。 」
 
 
とお伝えすると、
子どもが辛いと思っていることは
全部聞いてあげなくちゃいけないんじゃないか?
先回りして、やってあげなくちゃいけないんじゃないか?
と感じてしまう方がいらっしゃるかもしれません。
 
 
これはちょっと違います。
 
 
気持ちには寄り添うけど、
  • 行動に対してはNoを伝えたり
  • 適切な行動を教えたり
  • 終わりを明確にしてあげたり
  • その子の発達に応じた課題を提示すること
・・・などが、必要です。
 
 
(パターン化している場合は毅然と!)
 
 
 
発達凸凹の子どもたちは
  • 教えてもらわないとわからない
  • 終わりがないと不安
  • 自分で考えることができない
ということがあります。
 
 
 
ですので、
  • 次に何をしていいのか?
  • 次はどうしたらいいのか?
  • 自分はこのままでいいのか?
不安になってしまうことがあります。
 
 
 
子どもの特性や凹の部分を
考慮していくことはもちろん大切ですが、
この判断と匙加減が難しいところですね。
 
 
だから、普段からの観察がとても重要になってきます。
 
 
お子さんの言動にビクビクしていたり
自分の良いたいことを言えなかったり
” 共感 ”を、子どもの言動を全部受け入れることだと思っている方は、
お子さんとの境界線が曖昧かもしれません。
 
 
 
 
わたしもそうだったから分かるのです。
 
 
むすこが癇癪を起こさないように・・・と
ビクビク気をつかって。

 

 

むすこが保育園に行きたくないと言わないように

ひきつった笑顔で接して。

 

 

 

共感しているつもりが、

むすこに振り回されている状態でした。

 

 

 

だからこそ、

  • 子どもを怒ることがあってもいい
  • 子どもに共感する日があっていい

と、思っています。

 

 

 

それから、共感は普段からやっておくことが大切です。

 

 

いつもいつもはできません。

 

 

でも、

 

「 ハミガキしてるんだね 」

 

「 明日の準備したんだね 」

 

「 今日も宿題頑張ったね 」

 

「 今日も学校大変だったね~ 」

 

お子さんが当たり前にできていることを

声だして伝えていく。

 

 


できないことよりも

できていることに

目を向けていく。

 

 

 

そうすると、

関係が変わってきます。

 

 

風船

 

 

あとは、ママが勝手に先回りしていることも多いです。

 

 

 

子どものためと思っていても、

きっとそれは自分が傷つきたくないからかもしれない。

 

 

 

そういう時も、もちろんあります。

わたしもありました。

あっていいのです。

人間だもの^^

 

 

 

でもね、迷ったり不安になったら

お子さんが分かる言葉で、

「 あなたはどうしたい? 」って

お子さんに直接聞いてみるという方法も試してみてね。

 

 

 

講座内でもお話ししているんですけどね、

以前、発達障害の当事者の方が

 

「 ぼくは過敏もたくさんあって

外に出るのも辛いけど、

信頼できる人がいたり

その人に会えると思うと

頑張ろうと思えるんだ 」

 

と、お話ししてくれたことがありました。

 

 

 

信頼できる人が周りにいたら、

子どもは自分で頑張るチカラを発揮しようと

思えるんですよね。

 

 

 

発達凸凹の子どもたちは

周りと比べて、「 自分はできない 」と

親が思うよりも思っています。

 

 

 

わたしは、

まずは子どものこころの土台を築いていきたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(無料配布教材)

いつも、小さい声で!と子どもを注意してしまうママへ

 

 

 

 

 

 

 

講座 : 効果的な支援策

 

【 効果的な支援策 】

 

(受講料)

初受講:8,800円(税込)

再受講:4,000円(テキストあり、税込)

再受講:3,000円(テキストなし、税込)

 

 

◆(表参道)効果的な支援策

 日程:2月20日(木)

 時間:10:30~13:30

 場所:PROP

 アクセス:表参道B1出口から徒歩3分

 **お申込みはこちら**

 

 

◆ あと3名さま(横浜)

  日程:2020年2月9日(日)

  時間:10:30~13:30

  場所:G Innovation Yokohama

  アクセス:市営地下鉄ブルーライン関内駅直結

  JR関内駅より徒歩5分

 **お申込みはこちら**

 

 

 ◆(仙台)

  日程:2020年3月7日(土)
  時間:13時30分~16時30分
  会場:紅白会議室
  アクセス:仙台駅北7番出口からのアクセス

 **お申込みはこちら**

 

 

 

 

 

相談会 ・ ランチ会

 

◆満席(Zoom)発達凸凹のお子さまを持つママのための性教育座談会

日程:1月30日(木)

時間:9:30~11:30

場所:ご自宅

料金:3,000円

 

ご参加いただいた方へ、

後日座談会で出た質問と回答を

文書でお送りさせていただきます。

 

個人名などは伏せさせていただきますが

メモをする必要がなく、

お話しに集中することができます。

 

前回も

「 後でゆっくり振り返ることができた 」と

好評いただいています!

 

ぜひこの機会に^^

 

**詳しくはこちら**

 

 

 


 

 

 

**掲載していただきました!!**

 

 

  

(ひよこクラブ:2018年3月号)

 

 



(AERA:2016年6月号)