わかったつもりになっている時

発達障害・グレーゾーン

子どもの困った行動をおうちで解決！

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。

こんにちは。

昨日は名古屋で学びの一日でした。

テーマは、障害のある子どもの思春期の性教育です。

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障害って一言で言っても様々ですが、

障害のある子に有効な支援は障害のない子にも有効な支援です。

わたしは、発達凸凹アカデミーで

効果的な支援策の講師をしていますが、

性教育に限らず普段の声かけや関わりも同じことが言えますよね。

講座を開催すると、必ず言われるのが

「これは発達凸凹がない子にも大切なことですよね。」

ということ。

そうなんです。

発達凸凹があってもなくても、人間の本質って一緒ですよね。

もっと言うと、
母親であるわたしたちにだって有効な土台になるものだと感じています。

話を戻しますが、
わたしは講師になっても学びを続けています。

本やネットは、すぐにカンタンにたくさんの情報をキャッチすることができますが、
逆に学んだつもりになってしまうことが多いなぁと感じています。

人は、見たいように見て、聞きたいように聞きます。

ひとつの文章を読んでも、

その人の価値観やマイルールによって書き替えられることがあるのです。

例えば、会話でもそうですよね？

家族や友達、親子で話していても

（わたしが言いたいことは、そういうことではなくて・・・）

というすれ違い、ありますよね？

相手がいると、直接言えることも
インプットという一方的な学びでは
自分の中で完結してしまいます。

それって、ちょっと怖いことだと思うんですね。

だからわたしは、

直接足を運んで学びに行くことを大切にしてきます。

同じ講座でも、繰り返して行くこともあるほどです(笑)

今回の性教育の先生のお話しも
何度も聞いています。

講師という職業も関係していますが、
そうやって自分の中にインプットし
わからないところを聞いたり質問して
自分の中に落とし込んでいく。

そうしてはじめて
誰かに伝えることができるのだと思っています。

実際に聞くことで、
その後に本を読むと

より一層理解できること、ありますよね。

性教育も、もう2、3年になるでしょうか。

それをまとめて、
今回発達凸凹アカデミーの
インストラクター養成講座に新しく追加しました。

わたしがそうであったように、
必ず困っているママがいる。
必ず悩んでるママがいる。

そういう確信があったから。

うれしいことに、聞けてよかった

と、たくさんの感想をいただいています。

対処法や支援にはゴールがあります。

問題行動が出てしまうと、ついつい
"今"やめさせたいとその場での対処をしてしまいがちです。

でも、それは落とし穴のようなもの。

上辺だけ隠したって、中の空洞を埋めないと
また落っこちてしまうのです。

でも、その場での対処をしてしまう、
上辺だけ蓋をしてしまう時ってありますよね。

もちろんわたしもあります。

でも、そういう時って、自分自身が不安な時ではないですか？

子育てに自信がなかったり、
子育てに疲れていたり、
対処法に迷いがあったり…

そういう時は、子どもを見ているようで
自分のこころが反映されています。

それが悪いということではなくてね、
そこに気付くことができるとまた変わってくるかもしれません。

性教育に限らず、ゴールは何か？に目を向けて対処していけるといいですね＾＾