【発達障害・自閉症のお子様とママのためのカウンセリング&レッスン】 
浜田悦子(roomtsubaki)です。こんばんは^^

先日のことです。

息子とわたしは珍しく近所の公園に出かけました。
その帰り道、とても楽しかった様子の息子が急に走り出しました。

道は緩やかな、ぼこぼこの下り坂…

想像していた通り、転んでしまいました。

泣きながらわたしの元に駆け寄ってくる息子。
【痛かったね、どこが痛かった?】と抱きしめながら聞くと…

【ころんだって、ぱぱに いわないで】

自閉症スペクトラムの息子は、完璧を求める傾向があり、
間違いもなかなか受け入れられません。

転ぶこと=間違い

駄目なことだと感じているのですね。

【うん、パパには内緒ね。でも、転ぶことは間違いじゃないよ】
と、だけ伝えました。

その後、やっと痛みを感じたらしく、
【ままぁ、ここがいたいよぉ~】と膝をさすっていました。

※因みに、パパは厳しい人ではありません。




完璧を求めたり、間違うことに敏感なお子さんは、
周りが言葉で注意しなくても、痛いほど感じています。




【だから走らないでっていったでしょ!】
【もう、何してるの!】
【男の子なんだから、泣かないの!】

このような言葉は、もっと落ち込んでしまいますね。
それよりも、

【痛かったね】
【道路が、でぼこぼこしていたから、歩こうか!】
【ままもたくさん転んで大きくなったんだよ】

などなど。
このような声がけをしていくと、お子さんは安心できるかもしれませんね。

帰宅した息子は、声を震わせながら
【ぱぱ ぼくね、ころんじゃったの】と自己申告していました。

それを受けたパパも
【そっかー、痛かったねー、大丈夫ー】とゆる~い感じて答えていました。

たくさん転んで、大きくなってほしいものです。



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