こんばんは^^ 椿です。

今日は昨日の続きを…

A君の気持ちになって考えてみると、自分が大好きで使っているおもちゃを
【急に】【横から】【取られそうになる】なんて想像していないからです。

こんな時は【叩いちゃダメでしょ!】というと、【ダメ】に反応して、ますます逆効果です。

【とられるかと思っちゃったね】【(A君)上手に遊んでいたからお友達も一緒に遊びたかったんだね】と言って否定形はやめましょう。



この続きを…

本当は、トラブルにならないように、前もって私たち大人が

【環境を設定】することが大切です。

お友達と遊ぶ時は大好きなおもちゃは置かない。
取り合いになりそうな魅力的なものは置かない。
お約束が有効なお子さんには、前もってルールを決めておく。

などなど、年齢やお子さんの性格などによっても変わってくるかと思います。

お友達との関わりで特に手が出てしまうお子さんには、
是非環境を設定して楽しく遊べる機会を作ってあげたいものです。

手が出たから注意する方法が繰り返されている時、
一番困っているのはきっと【手を出してしまったお子さん本人です】

楽しく遊んでいたのに…(僕のものだと思っていたのに)
お友達が突然取って…取ろうとして、(僕のものなのに、僕があそんでいたのに)
嫌な思いをしているのに、どうして怒られるの!?(注意は怒られていると感じてしまうお子さんも多いです)

発達障害や自閉症のお子さんは、お話が上手でも、自分の気持ちを上手に表現したり、
他人の表情を的確に読み取ることが難しいことがあります。

【言いたいけれど、言えない】のです。

そんな時は是非、代弁してあげてください。

【びっくりしちゃったね】【一人であそびたかったね】

分からないことは誰かが教えてあげることが必要です。
注意ではなく、穏やかに教えてあげることでお子さんは安心し、学習していきます。


【脳は成長します】

一見、お話が上手に見える息子も気持ちを言葉に出すことがとても苦手で、
パニックになると奇声を発します。

原付バイクの音が苦手で、その音が聞こえる度に、飛び跳ねて耳を塞ぎうずくまります。

でも最近は、原付が通る度、行動は変わりませんが

【ぼく、あのおと、いやなんだ】と言えるようになりました。

わたしは
【そうだね、苦手だね、あの音。上手に嫌だって言えるようになったね!格好良い!】
と、上手に表現できたことを褒めています。