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美和のブログ

美和のブログです。

【ルームカフェ美和、自由空間しおん】は2022年10日10日より
「二子玉 しおんtake2」として二子玉川に移転、生まれ変わりました。
よろしくお願いいたします。

https://shiontake2.wordpress.com

  

       

 

昭和37年の僕は小学4年生の頭が何処かの猿頭の知事依りは増しなチンパンジー頭だから勉強以外はなんでもするので有る。

 

但、しろくな事はしないのはたしかなのだが…。

 

夏の日盛りの中を遊ぶので有る。

 

今日は何かと言うと僕は日光写真に嵌(は)まってしまった。

 

日光写真とは月刊少年雑誌の付録やら、駄菓子屋で袋に入って売って居て大雑把に言って感光紙と種板(写真のネガ)に値するものから成り立つので有る。

 

感光すると黒く成る感光は絶対直射日光に当ててはならぬ。

ふむふむ。(説明書を読みながら。)

 

僕は、尚も日光写真の平仮名だらけの説目書を真剣に読むのであるが、日本語が苦手だから通信簿の国語は2であるが何とか生活して居る。

 

で、ふむふむ成るべく暗い所で感光紙に種板の黒い所に白い絵が描いて有る。

今回は鉄人28号の操縦者の金田正太郎君ではないか?~。

かっちょい~(格好いい~)

 

しかも緊張感が有る絵だから絶対完成さすぞ~。

 

と言うのも僕はブキッチョで何時も日光写真を度々失敗するので有る。

 

其の原因はなぜかと町会の子供会の年長さんのターチャンに聞くと。

そりゃ~日光写真を光に当てる時間、詰まり感光時間がおめ~はみじけ~んだョ。

 

ふむふむ。

成るほど。

 

参考になった。

年よりは良いことを言うので有る。

 

して何分間程の感光時間にすべか?。

 

説明書には、3分程と書いてあるのじゃ~。

 

今日は絶対失敗はゆるされん、何しろ正太郎君なのだ。

 

よし、10倍の30分で行くぞ~。

 

太陽に日光写真をむけると、暫(しば)し。

 

こんなもんか?。

時計の見方のあやふやな僕は勘(かん)で30分と思って居たが~

 

実際は30分を越えたみたい。

 

次は感光紙を種板から外して、水で感光剤を洗い流して乾かすと出来上がるはずが…。

感光紙がグレー、単なるねずみ色の紙なので有る。

 

仕方ない。

親に頼るのは不本意ながらに、今度は更なる年長者の母に失敗の原因を問うと、説明書を読みながら、あんたの感光時間が長すぎよ。

感光紙が黒く成って当たり前ョ~。

さすがに、無駄に年をとっておらん。

 

と、納得した直後、其よりあんた日焼けで鼻の頭が真っ赤ダョ。

 

と言う事で、母の日焼け用の白いローションしかも臭い乳液をたっぷり鼻の頭に塗られたのじゃ~。

 

くせ~、日光写真は真っ黒、鼻の頭は真っ白い。

 

もう日光写真は懲り懲り。

 

2024年9月2日

 

 

昭和36年の僕は小学3年生の町会の子供会の味噌っ粕の子供だ。

 

夏休みに成ると子供会の兄ちゃんが、なにくれ下の子供の面倒を見て遊ばせるのが此の辺りのシキタリと成って居て、今考えると得は無いに関わらず良く面倒を見て遊ばせせてくれたので有るが、勉強の想い出は一欠片も無い。

 

遊び本位の子供親睦会だったので有る。

 

夏休みと成ると水遊びと成ると釣りと成ると洗足池のクチボソ釣りと成るのだ。

 

クチボソ(口細)とは関東地方の此の辺りの方言でムツゴが正式名前らしいが僕は聞いた事は無く、口細で仲間内通して居たので有る。

 

洗足池は意外に簡単に竿出しが楽な釣りなのだが一問題が有り、釣りの目的地は池上線で数駅先の洗足池駅で子供電車賃10円と初乗り運賃だから問題なしの洗足池も駅から見える位だから道に迷う問題なしなのだが…。

 

大問題が一つ有る。

 

池の所有が東急電鉄で見張り人を置いて釣りを指せない様にして居て、もし見つかると恐い監視人に捕まり釣り竿没収の上をヘシ折られると言う子供内の伝説が有ったのでだ~。

 

恐いの半分、興味半分で子供会の5~6人でゾロゾロもよりの戸越銀座駅から10円切符を自動販売器で買うと硬券(こうけん)が出て居た。

 

入り口に改札の兄ちゃんが居て、パチンとパンチを入れて切符にギザが入った。

 

電車はネービーブルーに黄土色の帯のガタピシ電車。

心の準備の無いままに直ぐ洗足池に付くと、希望の池が目の前に広がるので有る。

思えばあの高揚感はたまらん、子供で 無ければ味わえないので有る。

 

釣り餌さは、家の台所からチョロマカシて来たうどん粉を池の水で練り込んで耳たぶの固さ。

針や竿、浮き糸一色は武蔵小山の釣具屋で兄ちゃん達が、1竿200円位て買って来た。

多大な設備投資だから、見張り人にヘシ折られると困るので有る。

 

禁断の一竿投入、するとすぐに痩せたワン公を連れた、白いシヤツの此また痩せた親父が歩いて来て、てっきり近所の親父の散歩かと思って見て居ると年長のター坊が突然引き上げ~。

 

僕は訳が解らないながらに駅迄付いて行くと…。

あの風采(ふうさい・パットしない)の上がらない親父が池の監視人で兄ちゃんにさつさと帰れば、釣り竿没収は勘弁してやる。

そう脅しを掛けたのだと言う。

 

仕方なし、切符を買って改札で切符切りのパチンと言う音を聞いた瞬間、池の端に被って来た麦わら帽子を忘れて来た事を思い出した~。

 

あの麦わら帽子はどおしたのでしょつね~

夏の日に忘れて来た麦わら帽子。

 

2024年8月26日

 

昭和38年の僕は小学5年生。

 

8月の夏休みまっ盛りで朝のラジオ体操も終わりのびのびして居るところに母が今日は学校でしョ。

 

嫌な事を思い出させる。

本日は登校日なのじや~。

折角のオアシスの中に砂山を造った奴をワシは許さん、そうぶちぶち言いながら物の1分もすると、学校に着いて仕舞う、家は学校に近いのじゃ~。

 

慣れた教室の引き戸を開けると、いじめっ子の黒井君や、本田君がニヤ着いて居るから学校は嫌に成るので有る。

 

男は世間に出ると七人の敵が居ると父が言うが、そんな物んじゃあ~無い。

クラスの半分の20人は居るので有る。

 

と、指を折々考えに耽って居ると、クラスの女子の中の下の美井さんが、怪しげな笑みをしながら近寄ってきた~。

 

大きな目な物であだ名は出目金で、普段は僕に近寄りもしないので有る。

其が来たと言う事はろくな事は無いと言う感はあたったので有る。

 

拙者に用件はなんじゃ。

御女中。

 

むかせて~

して、何をむかせてるので有るか?

 

その腕の剥け掛かった皮~

 

何が悲しくて人の皮等剥きたがるので有るか理解不能なのだが、女子に限る現象で、しかも子供の頃は日焼けすると皮が良く剥けた。

大人に成ると皮が剥けるよりは、ポロポロと垢に成る。

 

中々、美井さんは諦め無いので仕方無く、我が領有する皮の割譲に同意すると…。

 

嬉しそうに、親指と人指し指でそ~と皮の端をつまみあげて器用に1㎝程の我が領有する皮を持ち去った~。

 

ワ~

大きく取れた。

 

何が嬉しいので有るか男は解らん。

男友達に皮を剥かせてと言われた事は一度も無いので有る。

 

あの我が領有した皮はどの様に成ってしまったので有ろうか?。

 

ゴミ箱行きでしョ~。

 

2024年8月25日

 

          

 

 

僕が小学3年生の昭和36年の頃の8月半ばの御盆に

は、昔農村地帯だった名残なのか?。

僕の住まいの有る町会の子供会に変わった風習が有って、肝試しとかではない子供達が集まって夜の8時頃に懐中電灯ではなくて3~4㎝程の小さな蝋燭(ろうそく)を缶詰の桃缶等の大振りな缶に20㎝程の木の持ち手を付けて突きだして針金で縛り、木の柄から釘を缶の中に貫通させてその缶の中に小蝋燭を灯て薄灯として、町内の縄張りを火の用心でも無くて、ひたすらゾロゾロと歩くと言う行動をして居た事を夏の宵に思い出す。

 

想えば提灯では無くて、江戸時代に使って居た龕灯(がんどう)に似た物で、殆ど廃棄物の集まりだ。

それでいて子供成りに楽しめたのだから、面白く出来た代物で今でも30分程有れば作る自信満々で有るので有るが、果たしてあのゾロゾロ歩く行為が何だったか?。

 

そう聞かれると解らん。

しかしながら、僕成りに理由付けするならば頃は御盆で有る事から、さ迷える浮かばれ無い精霊を村境迄送る精霊送りに似て居て、今遣って居る盆躍りは櫓(やくら)の廻りを輪に成って回るが元来の姿は村人が一列と成り村の中心から村境の外迄歩くと言う物で有ったそうだから、形態は極めて此に似て居る。

浮かばれ無い精霊を払うのでは無くて、寄り添い歩きあの世に送ろうとする優しさは良い。

 

蝋燭の灯火に似て優しい。

知り合いのフランシス人が、日本人は明るいのと、眩(まぶ)しいとの区別が付かないと言って居たが其の昔は優しい寄り添える明るさを持って居たのに、又取り戻せ無い物のだろうか?。

明日は明るいので有ろうか?それとも眩しいので有ろうか?。

2024年7月29日

 

 

 

昭和37年の僕は小学5年生の未だチンパンジーなのだが、増して悪い事に人間特有の悪知恵が芽生え始めてて居た夏休みの事。

 

当時の少年週刊誌の少年マガジンか少年サンデーかはたまたキングかは忘れたが、錬金術と言う記事を口絵(くちえ・特集記事)で読んだのじゃ~。

 

ふむふむ、ヨーロッパの中世の時代の錬金術と言う魔法で鉛が持って行き用で、ナヌ~

金に成ると言うのか?。

 

チンパンジー頭の僕はすっかり感化(かんか・洗脳・影響)去れて、頭から離れないので有る。

 

何とか錬金術を遣りたい。

 

鉛は庭で、水道工事の叔父さんが落として行った鉛管(えんかん)当時は今の様にエンビ菅が使われなくて細工しやすい錆びない素材の鉛管が使われて居たので、偶々拾う機会が有って貴重な遊び道具に成って居たので有る。

 

それに鉛を溶かす坩堝(るつぼ)なんか有るわけ無いから、缶詰(かんづめ)の空き缶から、持っ時あち~からペンチを確保した上で、錬金術に必要欠くべからざる、火、此の場合は台所のガスレンジがいることに成る。

 

此は大きい問題で、ガスレンジを使うにはその支配者の母の目を如何に盗むかで有る。

 

唯一の機会は母がデパートに買い物に行く時しか無いチャンス。

 

ある日、デパートに行くと言い出した。

決行~。

 

貴方もデパートに行かない?。

 

今日ばかりは宿題を言い訳に残留だ~。

行ってらっしゃ~い、お早いおもどりお~。

 

しめしめ買い物と往復三時間は稼げたので有る。

 

徐にガスレンジ君、君は我が支配下に有る。

有能な働きを期待する、ジュー マツチを擦りながら、ガスを開栓すると、ボーっと青いほのうが、そのレンジの真ん中に缶を置き、其の中に鉛を入れて、除々にガスレンジのレバーを解放すると、青い炎うが大きく成り、缶からが加熱去れて、ついにその時が来た。

鉛管の一部がカタと言って、其の形を崩れ出してグレーから綺麗な銀色に変わる。

 

融解だ~

第一段階成功~。

 

成功しました~。

 

よし第二段階だ~。

 

溶けた銀色の鉛を更に加熱したらどの様になるか?。

 

次の課題じゃ~。

ガスレンジの真ん中に缶からを置いて有るので、外側のバーナーから巻く様に炎が銀色の溶けた鉛に掛かって暫くすると…。

 

銀色の溶けた鉛の表面に色が付き始めたので有る。

今の僕成らば酸化と還元が炎で起きると知って居るが、其の時は錬金術しか頭に無いので、其の色が金色に見えて、てっきり金の誕生と思った大人が中世ヨーロッパにも居たんだろな~。

 

不味い。

 

母が~。

レンジが~。

2024年8月25日