江戸っ子は常々金銭に潔く(きれい)に生きる事が粋(格好いい生き方)と考えて居たので。
「江戸っ子の
産まれ損ない
銭を貯め」
等と言う川柳が有る位だから、シブチンは嫌われて居たので、もしなにがしかの機会に小銭が貯まると、身の回りの品女性なら小間物、櫛(くし)、簪(かんざし)
、男なら煙草入(たばこい)れ、根付(ねつ)け等のお洒落(しやれ)用品を購入して、懐の金を払うと同時に身に付い厄(やく・わずらい)を払う事をした、もしも垢(あか)の様に溜まった厄を払わない時は大きな煩いと成ると考えて居て、火災等が起きた時には。
~あ、あそこのばばあ爪に火灯して銭を貯めて居やがったから等々火事出しやがった~。
等と悪口を言われる事と成るので有るが、江戸っ子は、宵越しの銭は持たね~。
と言いつつも銭(ぜに)は持たね~が、金(小判・こばん)は持ちて~。
と言う呟き(つぶやき・ひとりごと)も口にする。
2024年9月21日




