昭和37年の僕は小学4年生。
子供は風の子と言うが冬は寒いのだ~。
昼間は日向(ひなた)ボっこと言うエコなエネルギーと、化石燃料消費の学校のコークスダルマストーブと駄菓子屋さんの七輪(しちりん)で暖を取りながら、走ずり回ると何とか成るが、如何のは夜じや~。
日が落ちて暗く成ると深々と深刻に冷え込む。
赤い色のガスストーブが赤ゴムホースを従えて明々と燃えても、電気炬燵に入って居てもさぶいのじゃ~。
て事で居間の炬燵にどっぷり浸かって白黒テレビを見る事が夜の過ごし方ちゅうもんだ…。
宿題何かはしないで、ひたすらテレビを見て寒さを忘れるのじゃー。
其も、成るべく暖かい所の話が良い。
そう、西部劇が良い。
6チャンネル辺りでやっていた「名犬リンチンチン」なんかは最適、太陽光がサンサントしたテキサスが舞台だ。
そのテキサスの騎兵隊に、何故か属して居る少年兵と軍用犬のリンチンチンとの物語なのだが面白い。
子供と動物とグルメは強い。
其の中に見慣れない人達が出てくる。
白人とも、黒人とも違う、インデアンだ。
勿論、西部劇では騎兵隊の敵役で悪役なのだが、ある時「インデアン、嘘付かない」と言う台詞(せりふ)が耳に残った。
嘘付かない。
毎日「嘘付くんじやあ、有りません❗」と母から言われて居る僕に取っては耳が痛い台詞だから頭に残った。
何故インデアンは嘘を付かないのだろうか?。
此の痼(しこり)の様な疑問は大人に成る迄、反芻(さんすう・かみくだす)様な飲み込め無い問題として残って居たが、次第に輪郭が明かに成って来た。
嘘は自分の身を護盾(たて)で有って弱い者程嘘を造り上げる。
子供がそれだ。
子供はよく嘘をつくが、其は大人に追い詰められた時に起きる防御で、弱いが故の成行だから仕方無い。
此を裏返せば、強ければ、嘘をつく必要が無い。
従って、勇者の自信が有れば嘘は付かないから、インデアンは嘘を付かない訳だ。
因みに、リンチンチンの役の犬は西部劇の舞台の1800年代にはまだ、1900年代にドイツで犬と狼の掛け合わせで誕生した、未だ開拓時代の西部には居ないセパード犬で、此はハリウッドの強いが故の嘘~。
最近は強い立場の方がよく嘘をつく、自然エネルギーに割り当てる枠は有りませんと言いながら20%しか使って居ない送電網何かも其れ。
2018年1月31日
-おわり-
ルームカフェ美和
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