Do you remember me?
白尾くんが2泊3日で泊まりに来た。
息子とサッカーゲームを永延とやっている。
チャリはカジノに停めて、よく撤去されなかったものだ。
夕方、白尾君がバレリーを散歩に連れて行ってみたいというので
不安ながらバレリーを彼に託すことにした。
家族以外の人間がバレリーにそんな甘いコトをしてしまうと
もうバレリーの中で白尾君は条件反射で
『白尾君=散歩に連れてってくれる人』 という認識に変わるので
以後、白尾君が我が家に遊びに来たらバレリーの散歩は
私サボれることになる。
白尾くんが散歩に行ったので、その間に急いで晩御飯にオムライスを作った。
Room no.1048
中に入ると20年前のマカデミアナッツがドロドロに溶けて置いてあった。
20年前はマカデミアをマカデミアンって言ってたけど。
Room No.1048
since,4.8
GAME その1.
亀の背中にワイングラスを乗せて
それがこぼれないようにゆっくりゆっくり亀は前に進んでいる
亀は背中にグラスを乗せているコトを知ってるからゆっくり歩いてるのか
乗せた人が亀をゆっくり歩かせてるのか
大事なのはそのプロセスと偶然が一致した時にだけ発生する一瞬の感覚だということ
その一瞬が体に染みこむのは簡単だ
50年後に思い出すのも難しくない
でも100年後は私たちはここにいない
GAME その2.