お地蔵さん1 たたり編 | 尾川永次のブログ

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巣鴨に住んでいた頃ですから、もう25年以上前になります。
その日も仕事から帰った私はキッチンの横にある風呂の掃除を終え
リビングでビールを飲んで
いました。

しばらくして夜の7時を過ぎた頃でしたでしょうか。

キッチンで夕食の準備をしていた母親が突然叫んだのです。
「左手が、左手がしびれて動かない!痛い!」
慌てて側に行き聞きました。
「何?どうしたんだよ?」
「手が、手がしびれて動かないのよ。しかも痛いわ!」
「痛くて動かないって、何処かにぶつけたりとかしたのか?」
「今日は午後に巣鴨のお地蔵さんに行っただけで何も無かったわ」
「お地蔵さんに何か変なことしてばちでも当ったんじゃないのか?」
これは冗談だったんですよ。
「何もしてないわよ!」
「ホントに?」
すると何やら微妙な顔に。
「実は・・」
「実は何だよ?」
「お地蔵さんを洗うタワシを持ってきた」
「おいおい、冗談だろ!まさかそこに置いて在ったタワシじゃないだろうな!」
「・・・」母親は黙って頷いた。
「ちょっと待て。まさかさっき風呂を洗ったタワシじゃ・・」
嫌な予感は的中しました。そのまさかだったのです。
母親はもともと霊感が強いタイプなのでバチが当った可能性大なのです。

驚いたのはその後でした。
慌てて巣鴨のお地蔵さんに出向きタワシをお返した数分後です。
勿論バチが当ったなどと、本当には信じて無かったのですが
いきなり母親の身体に反応が出たのです。
「あ、腕がぽかぽかしだした!痛くない」
5分後には。
「あ、動く!動く!」
すっかり治ってしまったのです。

この瞬間にお地蔵様を信じるようになりました。

ただ、今のお地蔵さんは新しいお姿になってしまってますので
その時ほどパワーは無いかもしれませんね。
多くの人の念が入っているとパワーが強くなるんです。

これホントの話なんですよ。
信じていただけないとは思いますけどね。