これは背後霊を呼んでしまった2週間後に別の友人と三宅島に行った時の話です。
ボー・・汽笛が夜の晴海埠頭に鳴り響く。21時発、新島行きフェリーが五人の高校生
を乗せて暗い夜の海を滑るように出航した。最初の寄港地三宅島目指して。
しばらくして私達は暑苦しい船内を出て甲板に寝転び雲間に見える星を眺めて
いた。
なんて書くと、船の中から見たのかと思われそうですが違います。
ドラマチックに書いて見たかっただけです・・すみません。
本題に入りますね。
私達が泊まった宿は卍屋さんと言う屋号でした。噴火する前だったのでもう無いの
かもしれませんが、海岸の目の前で夕日が見えるとても素敵なところでした。
ちなみに、今の人は信じられないかもしれませんが、お隣の部屋とはふすま一枚で
仕切られてるだけなんです。お隣は女子大生二人でした。
それはさておき、最後の日でした。海から上がって風呂に入り自分達の部屋で夕食を
待っていた時です。時間は6時頃だったと思います。
私は部屋の窓から沈み行く夕日を眺めていました。
夕日が見えるといっても夕日はかなり斜めの方向にあり、正面の海は赤く染まって
いるだけでした。
そしてしばらく見ていたら何やら水平線に光る物が眼に入ったのです。
それは赤、緑、黄色、オレンジに光る物体でした。水平線から親指の半分位の高さに
停止しているのです。最初は飛行機だと思いました。
しかし5分見続けても動かないのです。次に考えたのがこちらに向かって来ている、
もしくは向こうに向って飛んでいる、そう思いました。が、それも間違いに思えて
来ました。そんな低い高度を私の眼の高さのラインで飛んでるはずがないと・・
右にも左にも上にも下にも動かないように飛んでるはずがない。
次に考えたのがヘリコプターでした。これなら納得がいく。そう思った時、友人が側を
通ったので冗談で言ったのです。「あれUFOだぜ!」
友人は一言「ばーか、UFOなんているわけねーだろ」
まったくそうである。私は気にせず帰りの支度を始めました。
ただ、食事が7時なのですがその時もまだ同じ所にいたのが気になりましたが
そのまま食事に行きました。飯を食い終わり、8時頃に最後の日なのでお土産を
買いに行くことになり全員で夜の街にでました。お土産屋さんが何軒かあり皆で
ぶらぶら歩いていました。
その中でさっきの光る物体のことを考えていました。
・・もし、ヘリコプターだとしたら、何であんあところにいたのだろう?・・
・・1時間以上海に留まることがヘリコプターに出来るのか・・ましてここは三宅島・・
・・あんなところで何をしていたのか・・
その時でした、頭の上に何かいる・・そう思いふっと見上げると、満天の星の中に
さっきの光る物体が浮いていたのです。
山など空気の綺麗な場所に行くと暗い所が無いくらいの星が輝いていますよね
その中に赤と緑と黄色とオレンジの点が円を描いて回っているのです。
直径は10~20メートル位でしょうか・・唖然と見ていると気が付いたのです・・・
回っている点の外側も含めて巨大な丸いシルエットが星をさえぎっている・・。
大きさのイメージは三畳の部屋に座って上を見上げた天井の大きさと思って下さい。
少し歩きながらぼーっと見てたのですが、その時突然気付いたのです!
音が無いのです・・何の音も聞こえてこないのです・・巨大な丸い影が目の前に
浮いているのに・・ヘリじゃない!
言葉も出ず、身体は小刻みに震えながらも、これを友人に伝えなくてはとあせれば
あせるほどどうしていいか分からなくなっていきました。
とりあえず友人に同じ物を見てもらおうと友人の方を叩き、振り向いた友人に指で
上を見ろと指示したのですが、なんだよと言いながら上を見た友人が言ったのです
「何が言いたいんだよ。何も無いじゃんか」そこにはあった光る物体はもう
いなかったのです。満天の星だけを残して・・・しかも、私しか見ていないのです。
証拠もないし誰も信じてくれないと思いますが、これが最初に見たUFOです。
皆さんは信じてくれますか? 無理ですよね、立場が逆なら信じてないと思います。
でも、はんとなんですよ・・信じる者は救われる・・かな・・
次回は幽霊のお話をする予定ですが、友人の話だと怖い話があるのですが
そっちの方がいいですかね・・。ただし本当かどうかわかりませんが・・
ではまた。